海事代理士試験過去問集



海事代理士試験 平成23年度 過去問
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船員法


1.法令の規定を参照した次の文章中、(  )に入る適切な語句又は数字を解答欄に記入 せよ。(10点)

(1) 船長は、船舶が港を出入するとき、船舶が狭い水路を通過するときその他船舶に 危険の虞があるときは、( ア )にあつて自ら船舶を( イ )しなければならない。
(2) 懲戒は、( ウ )及び( エ )の2種とし、( ウ )の期間は、初日を含めて10日以内 とし、その期間には、停泊日数のみを算入する。
(3) 船舶所有者の負担すべき船員の送還の費用は、送還中の運送賃、( オ )及び( カ ) 並びに雇入契約の終了の時から遅滞なく出発する時までの( オ )及び( カ )とす る。
  (4) 船員が職務上死亡したときは、船舶所有者は、遅滞なく、国土交通省令の定める 遺族に標準報酬の月額の( キ )箇月分に相当する額の( ク )を支払わなければなら ない。船員が職務上の負傷又は疾病に因り死亡したときも同様とする。
(5) 船員法に規定する国土交通大臣の権限に属する事務の一部は、政令で定めるとこ ろにより、政令の定める基準により国土交通大臣の指定する( ケ )が行うこととす ることができる。
(6) 船員労務官は、船員法、労働基準法及び船員法に基づいて発する命令の違反の罪 について、刑事訴訟法に規定する( コ )の職務を行う。

解答:ア. 、イ. 、ウ. 、エ. 、オ.
カ.   、キ.   、ク.   、ケ.   、コ.     


2.法令の規定を参照した次の文章のうち正しいものには○を、正しくないものには×を 解答欄に記入せよ。(7点)

(1) 船舶所有者は、給料その他の報酬、失業手当、送還手当、傷病手当又は行方不明 手当のうち、その2つ以上をともに支払うべき期間については、いずれか1つを支 払えばよい。
(2) 船員の給料その他の報酬は、船員労働の特殊性に基き、且つ船員の経験、能力及 び職務の内容に応じて、これを定めなければならない。
(3) 船舶所有者が妊産婦の船員に与えるべき休日は、基準労働期間について1週間当 たり平均1日以上とする。
(4) 有給休暇を与うべき時期及び場所については、船長と船員との協議による。
(5) 船員、船員になろうとする者、船舶所有者又は船長は、船員又は船員になろうと する者の戸籍について、戸籍事務を管掌する者又はその代理者に対し無償で証明を 請求することができる。
(6) 港のみを航行する船舶に乗り組む船員には、船員法が適用される。
(7) 船長は、自己の指揮する船舶に急迫した危険があるときは、人命の救助並びに船 舶及び積荷の救助に必要な手段を尽くさなければならない。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5. 、6. 、7.  


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