【No. 4】地盤改良に用いられる各固結工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 薬液注入工法は,軟弱地盤の土粒子間に薬液を注入して土粒子間を固結させ,強さを増大させる工法である。
(2) 薬液注入工法で薬液を注入するときには,周辺地盤や近隣構造物の沈下や隆起の有無,地下水脈の水質などの監視が必要である。
(3) 深層混合処理工法は,基礎地盤の軟弱土上に石灰やセメント系の安定材を敷き均すことにより,処理土を形成させる工法である。
(4) 深層混合処理工法は,大きな強度が短時間で得られ沈下の防止に対しても効果が大きく,低騒音・低振動で施工できるため環境に対する影響も少ない。
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