2級土木施工管理技士 過去問対策



  2級土木施工管理士試験 平成24年度 過去問
午前 問題1-5問題6-11 | 問題12-16 | 問題17-21 | 問題22-26 | 問題27-31 |
問題32-36| 問題37-42 | 問題43-47 | 問題48-52 | 問題53-57 | 問題58-61

  ※ 問題番号No.12〜No.31 までの20問題のうちから6問題を選択し解答してください。


【No. 12】鋼材の特性に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 低炭素鋼は,展性,延性に富み溶接など加工性が優れているので橋梁などに広く用いられている。

(2) 耐候性鋼は,大気中での耐食性を高めたもので,塗装の補修費用を節減する橋梁などに用いられている。

(3) 高炭素鋼は,炭素量の増加に伴ってじん性が優れ硬度が得られるので,表面硬さが必要なキー,ピン,工具などに用いられている。

(4) ステンレス鋼は,構造用材料としての使用は少ないが,耐食性が特に問題となる分野で用いられている。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 13】鋼橋の架設工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) フローティングクレーンによる一括架設工法は,船にクレーンを組み込んだ起重機船により橋梁を一括してつり上げる工法で,水深があり流れの弱い場所で使われる。

(2) トラベラークレーンによる片持ち式架設工法は,すでに架設した桁上に架設用クレーンを設置し部材をつる工法で,深い谷や,桁下の空間が使用できない場所に使われる。

(3) クレーン車によるベント式架設工法は,自走式クレーン車で橋桁をつり上げ架設する工法で,桁下にベントを設置できる場所に使われる。

(4) ケーブルクレーンによる直づり工法は,部材をケーブルクレーンでつり込み受け梁上で組み立てる工法で,主に市街地の道路上で交通規制が困難な場所で使われる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 14】コンクリートの劣化機構とその要因の組合せのうち,適当でないものはどれか。

[劣化機構]       [劣化要因]

(1) 凍害……………………… 凍結融解作用

(2) 化学的侵食……………… 反応性骨材

(3) 中性化…………………… 二酸化炭素

(4) 塩害……………………… 塩化物イオン

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 15】河川堤防の盛土の法面の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 堤防法面が急な場合は,表層すべりを起こしやすいので,堤体と表層が一体になるように締め固める。

(2) 芝付け工は,堤防の法面が降雨や流水などによる法崩れや洗掘に対して,安全となるよう芝によって覆うものである。

(3) 法面仕上りの丁張りは,法肩,法先に約10m間隔に杭を打ち,この丁張りを基準に仕上げる。

(4) 堤防法面の表層部の材料に堤体と異質な材料を使用するときは,異層の境界を残すようにする。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 16】河川護岸に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) すり付け工は,護岸の上下流端部で侵食が生じた際にその影響を軽減し,護岸が上下流から破壊されることを防ぐために設置する。

(2) 小口止工は,法覆工の上下流端に施工して護岸を保護する。

(3) 法覆工は,堤防及び河岸を保護するもので,一般に法勾配が急で流速が速い場所には平板ブロックを使用する。

(4) 低水護岸の天端保護工は,流水によって護岸の裏側から破壊しないように設置する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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