【No. 13】鋼橋の架設工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) フローティングクレーンによる一括架設工法は,船にクレーンを組み込んだ起重機船により橋梁を一括してつり上げる工法で,水深があり流れの弱い場所で使われる。
(2) トラベラークレーンによる片持ち式架設工法は,すでに架設した桁上に架設用クレーンを設置し部材をつる工法で,深い谷や,桁下の空間が使用できない場所に使われる。
(3) クレーン車によるベント式架設工法は,自走式クレーン車で橋桁をつり上げ架設する工法で,桁下にベントを設置できる場所に使われる。
(4) ケーブルクレーンによる直づり工法は,部材をケーブルクレーンでつり込み受け梁上で組み立てる工法で,主に市街地の道路上で交通規制が困難な場所で使われる。
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