2級土木施工管理技士 過去問対策



  2級土木施工管理士試験 平成24年度 過去問
午前 問題1-5問題6-11 | 問題12-16 | 問題17-21 | 問題22-26 | 問題27-31 |
問題32-36| 問題37-42 | 問題43-47 | 問題48-52 | 問題53-57 | 問題58-61

  ※ 問題番号No.12〜No.31 までの20問題のうちから6問題を選択し解答してください。


【No. 17】砂防えん堤に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 砂防えん堤の水通しは,一般に逆台形で対象流量を越流させるのに十分な大きさとする。

(2) 砂礫上に建設する砂防えん堤の場合は,施工中の洗掘防止をはかるため砂防えん堤の施工順序は副えん堤を最初に施工し,次に本えん堤を施工する。

(3) 本えん堤と前庭保護工の副えん堤との間にできるウォータークッションは,本えん堤から落下する水のエネルギーを拡散・減勢するものである。

(4) 砂防えん堤の袖は,土石などの流下による衝撃に対して強固な構造とする。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 18】地すべり防止工事に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。

(1) 地すべり防止工事は,抑止工と抑制工があるが抑止工による工事を基本とする。

(2) 排水トンネル工は,地すべり土塊内にトンネルを設け,ここから滞水層に向けてボーリングを行い,トンネルを使って排水する。

(3) 杭工は,その施工位置を地すべり土塊の上部付近とすることを原則とする。

(4) 排土工は,地すべり頭部の不安定な土塊を排土し地すべりの滑動力を減少させるものである。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 19】アスファルト舗装道路の路床及び下層路盤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 路床が切土の場合は,路床表面から30 cm程度以内に木根,転石など路床の均一性を著しく損なうものがある場合にはこれらを取り除いて仕上げる。

(2) 路床土が軟弱な場合は,良質土で置換する工法やセメント又は石灰などで安定処理する工法がある。

(3) 入手した材料が下層路盤材料の品質規格に入らない場合は,補足材やセメント又は石灰などを添加し,規格を満足するようにして活用をはかるとよい。

(4) 下層路盤には,一般に施工現場近くで経済的に入手できる材料を用い,粒状路盤の場合は修正CBR 10%以上の材料を用いる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 20】アスファルト舗装道路の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 二次転圧のタイヤローラによる混合物の締固め作業では,骨材相互のかみ合わせがよくなり深さ方向に均一な密度が得やすい。

(2) 敷均し終了後の締固め作業は,初転圧,二次転圧,継目転圧,仕上げ転圧の順序で行う。

(3) やむを得ず5 ℃以下の気温で舗設を行う場合は,混合物製造時の温度を少し上げたり,運搬トラックに保温設備を設けるなど配慮する。

(4) 締固め温度は,一般に初転圧温度は110〜140℃ で,二次転圧終了温度は70〜90 ℃で行う。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 21】アスファルト舗装道路の補修工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) パッチングは,既設舗装のわだち掘れ部を加熱アスファルト混合物で舗設する工法である。

(2) 切削工法は,路面の凸部などを切削除去し不陸や段差を解消する工法で,オーバーレイ工法や表面処理工法などの事前処理として行われることが多い。

(3) オーバーレイ工法は,舗装表面にひび割れが多く発生するなど,応急的な補修では近い将来に全面的な破損にまで及ぶと考えられる場合などに行う。

(4) 打換え工法は,舗装の破損がきわめて著しい場合やオーバーレイなどの補修が不適当な場合などに行う。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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