管理栄養士 平成24年度 問題詳細№
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その他の過去問
1 疾病対策と一次・二次・三次予防に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 新生児マススクリーニング --------- 一次予防
(2) 肺炎球菌ワクチン接種 ------------- 一次予防
(3) 心筋梗塞後のリハビリテーション --- 二次予防
(4) 腎不全患者に対する人工透析 ------- 二次予防
(5) 生活環境改善 --------------------- 三次予防
2 わが国の公衆衛生・予防医学の歴史に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 初めて種痘が行われたのは、明治時代である。
(2) 国民皆保険制度が導入されたのは、大正時代である。
(3) 初めて「衛生」という言葉が用いられたのは、第二次世界大戦後である。
(4) 結核による死亡が激減したのは、昭和20年代である。
(5) 初めて保健所ができたのは、昭和40年代である。
3 食品が放射能汚染を受けた場合に、食品1kg当たりに含まれる放射能を表す単位である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) Gy (グレイ)
(2) Sv (シーベルト)
(3) Bq (ベクレル)
(4) rad (ラド)
(5) rem (レム)
4 水道法に基づく水質基準に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 生物化学的酸素要求量(BOD)についての基準値が定められている。
(2) pHについての基準値が定められている。
(3) 一般細菌は、「検出されないこと」となっている。
(4) 水銀は、「検出されないこと」となっている。
(5) トリハロメタンは、「検出されないこと」となっている。
5 健康、疾病、行動に関わる統計資料である。全数を対象としたものとして、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 人口動態統計
(2) 国民生活基礎調査
(3) 患者調査
(4) 国民健康・栄養調査
(5) 学校保健統計調査
6 直接法による年齢調整死亡率に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 集団によらず、粗死亡率は年齢調整死亡率よりも高い。
(2) 観察集団の年齢階級別死亡率が必要である。
(3) 基準集団の年齢階級別死亡率が必要である。
(4) 標準化死亡比として算出する。
(5) 人口規模の小さな集団に適した方法である。
7 あるコホート集団において、肺がんによる死亡を5年間追跡調査した結果を、下表に示す。肺がんに対する曝露Aの寄与危険(10万人年対)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 1.5
(2) 2.0
(3) 50
(4) 100
(5) 500
8 調べたい事柄と疫学の方法との組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 特定保健用食品の効果 --------------- 地域相関研究
(2) 新型インフルエンザの催患率 --------- 横断研究
(3) 腸管出血性大腸菌食中毒の原因食品 --- コホート研究
(4) 悪性中皮腫と石綿曝露との関連 ------- 症例対照研究
(5) 放射性物質の健康影響 --------------- ランダム化比較対照試験(RCT)
9 健康の「生物心理社会モデル」に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 疾病の病因の解明を優先する考え方である。
(2) WHO憲章の健康の定義と共通性がある。
(3) 病気のみを診るのではなく、病人を診る、という視点が根底にある。
(4) 救命・疾患治療の医学の考え方を、さらに発展させたものである。
(5) 対象者のニーズを把握するために、有用である。
10 高齢者の身体活動・運動に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) 国民健康・栄養調査では、運動習慣のある者の割合は、20歳代に比べて低い。
(2) 健康日本21では、「日常の歩行速度の向上」を目標に掲げている。
(3) 最大酸素摂取量は、年代が進むほど高くなる。
(4) 介護予防事業の中に、運動器の機能向上がある。
(5) 買い物や散歩などの外出は、健康維持のために有用である。