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保育士 平成24年度
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【社会福祉(1)】

問1 次の文は、知的障害児・者福祉のパイオニアと言われた糸賀一雄が著した「福祉の思想」の一部である。(  )にあてはまる語句として正しいものを一つ選びなさい。

くどいようだが、この子らが不幸なものとして世の片隅、山峡の谷間に日の目もみずに放置されてきたことを訴えるばかりではいけない。この子らはどんなに重い障害をもっていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。人間とうまれて、その人なりの人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちのねがいは、重症な障害をもったこの子たちも、立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。「この子らに世の光を」あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、この子らが自ら輝く素材そのものであるから、いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。(   )この子らが、うまれながらにしてもっている人格発達の権利を徹底的に保障せねばならぬということなのである。
(出典『福祉の思想』糸賀一雄)

1 この子らに支援の手を差し伸べなければならない。

2 「この子らを世の光に」である。

3 この子らの自立支援を目指そうと言うのである。

4 この子らの社会参加を目指そうと言うのである。

5 この子らに対する保護を考えなければならない。

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問2 次の文は、社会福祉の主体に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 障害児の親の会は、自分たちの手で福祉サービスを提供する組織をつくったり、行政に対する要望活動を行ったりする。

B 社会福祉協議会は、公共性の高い福祉サービスを実施する事業主体としての側面と地域福祉の推進を図る協議体としての側面を持つが、提言・改善運動は行わない。

C 社会福祉従事者は、社会福祉の実践主体であるが、時には、既存の社会福祉制度の改善を求めて社会福祉関係者の組織化を図り改善運動を行うことがある。

D 企業による福祉サービスは営利追求が目的であるため、福祉サービスの提供にはなじまない。

E 国は社会福祉の政策主体であり、また、社会福祉法人等の実施主体の監視機能をはたすが、自ら社会福祉事業の経営主体となることはない。


(組み合わせ)

 A B C D E

1 ○ ○ × × ×

2 ○ × ○ × ×

3 × ○ × ○ ×

4 × × ○ × ○

5 × × × ○ ○

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問3 次の文は、福祉ニーズの変容に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 家庭機能の外部化・社会化は、福祉ニーズの拡大と密接な関係をもっている。

2 孤立した子育てなど、潜在的なニーズに対する支援が求められている。

3 少子化社会の進行に伴い、子育てに関するニーズは減少する。

4 人々が「生活の質」を求めるようになるにしたがって、福祉ニーズが福祉サービスの量的充実だけでは充足されず、福祉サービスの多様化によって充足されるようになる。

5 環境の変化は、新たな福祉ニーズを生みだす契機となる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問4 次の文は、社会福祉の歴史に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 「日本国憲法」第25条は日本の社会福祉の発展に寄与した。

2 イギリスのCOS(慈善組織協会)の創設は、都市に急増した貧困者、浮浪者等に対する慈善の濫救、漏救を防ぐ意図があった。

3 19世紀末から20世紀初頭にかけてのイギリスで行われた貧困調査は、貧困原因の認識を、個人の責任から社会の責任に転換させる意義をもった。

4 社会福祉の歴史は、近代社会の発展の中で成立したものであり、それ以前の相互扶助や宗教的な慈善事業は社会福祉の歴史に位置付けられない。

5 第二次世界大戦後、資本主義体制をとる先進国は福祉国家をめざしたが、これに先鞭をつけたのはイギリスであった。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問5 次の文は、各法の年齢の定義に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

1 母子保健法では、「乳児」とは3歳未満の者としている。

2 児童福祉法では、「児童」とは17歳未満の者としている。

3 少年法では、「少年」とは18歳未満の者としている。

4 母子及び寡婦福祉法では、「児童」とは20歳未満の者としている。

5 児童扶養手当法では、「児童」とは22歳未満で扶養されている者としている。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問6 次の文は、わが国の年金制度に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

Sさん(29歳:女性)は、平成23年10月に、それまで社員として常用雇用されていた建築会社を結婚を機に退社し、専業主婦となった。このためそれまで加入していた( A )を脱退し、年金事務所に手続きを行い、( B )の第3号被保険者となった


(組み合わせ)

   A      B       C

1 国民年金    共済年金    徴収せず

2 厚生年金保険  共済年金    半額

3 国民年金    厚生年金保険  半額

4 厚生年金保険  国民年金    徴収せず

5 共済年金    厚生年金保険  半額

  
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問7 次の文は、社会福祉の利用者負担に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。

1 保育所利用児童の利用者負担は保護者の所得に応じた定率負担である。

2 児童養護施設入所児童の利用者負担はサービス経費に応じた応益負担である。

3 介護保険の利用者負担は高齢者の世帯収入に応じた応能負担である。

4 「障害者自立支援法」の平成22 年の法改正で、利用者負担が応益負担から応能負担に改められた。

5 「生活保護法」による医療扶助での窓口負担は医療費の3割である。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問8 次の組み合わせは、社会福祉の行政機関とその設置主体に関するものである。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 婦人相談所---------------都道府県

B 児童相談所---------------市(特別区を含む)

C 身体障害者更生相談所-----国

D 精神保健福祉センター-----市町村


(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ × ×

2 ○ × × ×

3 × ○ × ○

4 × × ○ ×

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問9  次の文は、出産に対する保険給付に関する【事例】である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【事例】

金融機関に常用雇用で勤務していたTさんは、産休に入った後、予定通り出産し、産休明けから職場復帰する計画である。この出産に対する給付として( A )から( B )が( C )された。


(組み合わせ)

   A       B       C

1 国民健康保険  出産育児一時金  現物給付

2 健康保険    児童扶養手当   現金給付

3 国民健康保険  児童扶養手当   現金給付

4 健康保険    出産育児一時金  現金給付

5 国民健康保険  児童扶養手当   現物給付

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問10 次の文は、社会福祉従事者の医療行為に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。

1 社会福祉士は、主治医の同意があれば、利用者への投薬と服薬管理を行うことができる。

2 介護支援専門員は、認知症高齢者に対して消毒や外用薬の塗布に限って医療行為を行うことができる。

3 介護福祉士や所定の研修を受けた介護職員は、たんの吸引などの医療行為を行うことができる。

4 保育士は、乳幼児に限って採血や導尿カテーテルの交換などの医療行為を行うことができる。

5 社会福祉主事は、保護が適正に給付されているかを確認するため、被保護者の健康診断を自ら行うことができる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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