管理栄養士 平成25年度 問題詳細№
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その他の過去問
21 ヒトの細胞小器官に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) リソソームでは、グリコーゲンの合成が行われる。
(2) 滑面小胞体では、遺伝情報の転写が行われる。
(3) 粗面小胞体では、たんぱく質の合成が行われる。
(4) ゴルジ体では、ATPの合成が行われる。
(5) ミトコンドリアでは、糖新生が行われる。
22 核酸および遺伝子に関する記述である。正しいのはどれか。lつ選べ。
(1) ポリヌクレオチドは、糖とリン酸分子が交互に結合した構造をもつ。
(2) 転写は、DNAポリメラーゼによって触媒される。
(3) 分枝アミノ酸は、それぞれlつのコドンによって指定される。
(4) 翻訳は、DNAを鋳型とするtRNA合成の過程である。
(5) mRNAは、アンチコドンをもつ。
23 酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) アミラーゼは、酸化還元酵素である。
(2) HMG-CoA還元酵素は、アセチルCoAによってフィードバック阻害をうける。
(3) フェニルアラニン水酸化酵素は、チロシンからフェニルアラニンを生成する。
(4) アンギオテンシン変換酵素は、プロテインキナーゼである。
(5) α-グルコシダーゼは、加水分解酵素である。
24 たんぱく質の代謝・機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ユビキチンは、たんぱく質の合成酵素である。
(2) オートファジー(autophagy)は、たんぱく質の二次構造を構築する作用である。
(3) ミオグロビンは、筋収縮たんぱく質である。
(4) アミノ酸のアミノ基は、身体活動のためのエネルギー源となる。
(5) Gたんぱく質(GTP結合たんぱく質)は、アドレナリン(エピネフリン)の作用発現に関与する。
25 糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) グルカゴンは、グリコーゲン分解を抑制する。
(2) グルコース-6-ホスファターゼは、解糖系の律速酵素である。
(3) アセチルCoAは、ピルビン酸と反応してクエン酸回路に入る。
(4) グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコース1-リン酸が生成する。
(5) ペントースリン酸回路は、ペントースリン酸を分解するための代謝経路である。
26 脂質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) コレステロールは、身体活動のためのエネルギー源となる。
(2) 脂肪酸のβ酸化は、脂肪酸を水と二酸化炭素に分解する過程である。
(3) 肝細胞内で生成したクエン酸は、脂肪酸の合成材料となる。
(4) アラキドン酸は、オレイン酸から産生される。
(5) 骨格筋細胞は、脂肪酸をグルコースに変換する作用をもつ。
27 個体の恒常性とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ストレス応答の疲はい期には、全身の同化反応が亢進する。
(2) 概日リズム(サーカディアンリズム)の形成には、遺伝子が関与する。
(3) 体温調節の中枢は、大脳皮質前頭葉に局在する。
(4) 循環血液量が減少すると、レニンの分泌が抑制される。
(5) 代謝性アシドーシスでは、呼吸数が減少する。
28 加齢に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 老年症候群では、ADLは維持される。
(2) フレイルティとは、身体機能の向上をいう。
(3) サルコペニアとは、皮下脂肪の減少をいう。
(4) 廃用症候群は、生活の不動性によって生じる。
(5) ロコモティブシンドロームでは、要介護になるリスクは低い。
29 脳死と判定するための必須項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 深昏睡
(2) 心停止
(3) 対光反射の消失
(4) 瞳孔の散大
(5) 自発呼吸の消失
30 疾患と症候の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 消化性潰瘍-----------------------喀血
(2) 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)------チアノーゼ
(3) 潰瘍性大腸炎----------------------下血
(4) 胆石症----------------------------浮腫
(5) 胃食道逆流症----------------------黄疸