税理士試験/簿記論

有価証券の処理の仕方
有価証券の分類



HOMEMENU



有価証券の処理

有価証券とは、商法上、財産権を示す証券をいうが、簿記上は主として①国債②地方債③社債④株券⑤新株の引受権を表示する証書(払込金領収証、申込証拠金領収証、新株申込受付票)⑥証券投資信託又は受益証券などをいう。

有価証券を購入したときは、その取得原価(購入代価+手数料等の付随費用)を有価証券勘定の借方に記入する。同一銘柄の株式を異なる価格で購入したときは、移動平均法又は総平均法によって1株当たりの価格を算定する。

※移動平均法→購入の都度単価の付け替えを行なう。(売却を行なった時点で売却益を把握できる)
※総平均法→期末に単価の付け替えを行なう。(期末まで売却損益を把握できない

(1)勘定科目の区分

勘定科目 摘要
有価証券 売買目的有価証券:時価の変動により利益を得ることを目的として保有される
投資有価証券 満期保有目的の債券等投資目的で保有されるもの
関係会社株式 関係会社株式とは
・当社が議決権の20%以上を所有している会社
・当社が議決権の15%以上20%未満を所有、且つ、役員等が取締役等に就任している会社
自己株式 自社の株式





おすすめリンク




Copyright (C) 2010-2013 All right reserved by ヒューマンバリュー