〔問題26〕公園の開渠排水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1) 芝張り側溝は、側溝の底面の洗掘を防ぐために芝を張って補強したもので、園路に沿って設けられることが多く、形状は底の深い台形とするのが一般的である。
(2) 素堀り側溝は、一時的な水路として用いられる場合が多く、形状は底の浅いV 字形あるいは台形とするのが一般的である。
(3) コンクリートのU形側溝は、野生生物の生息地に近接して設置する場合には、小動物などが落下しても溝からはい上がれるようなスロープ付きの構造とすることなどが望ましい。
(4) 可変勾配側溝は、底面のインバートコンクリートの厚さを調整することにより、自由な勾配設定が可能であり、園路勾配と同じでは流末に流下させることが困難な箇所での使用に適している。 |