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マンション管理士(平成21年度問題)31-35


〔問 31〕 理事会に関する次の記述のうち、標準管理規約(電磁的方法が利用可能でない場合とする。)の規定によれば、適切なものはどれか。

1 理事の一人が一定数以上の理事の同意を得て理事長に対し、理事会の招集を請求したにもかかわらず、理事長が招集しない場合には、その請求をした理事が理事会を招集することができる。

2 理事会において定める理事会の開催通知に必要な期間は、総会の招集手続に関する規約の規定が準用されるので、緊急を要する場合であっても、5日間を下回ることはできない。

3 監事から出席する旨の通知のあった理事会において、理事の半数以上は出席していたが監事がやむを得ず欠席していた場合には、その日の理事会は成立せず、その理事会でなされた決議は無効である。

4 理事長は、理事会の議事録を作成して保管し、組合員から媒介の依頼を受けた宅地建物取引業者から書面による請求があったときは、議事録の閲覧をさせなければならない。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


〔問 32〕 管理組合の運営と総会の普通決議(出席組合員の議決権の過半数で決する決議をいう。この問において以下同じ。)に関する次の記述のうち、標準管理規約の規定によれば、適切なものはどれか。

1 各組合員の共用部分の共有持分は同一ではないが、管理費の赤字を補填するため、総会の普通決議により、「組合員に各戸一律5万円を負担してもらう。」こととした。

2 理事会の出席率が悪いので、総会の普通決議により、「理事と同居する親族は、理事を代理して理事会に出席することができる。」との理事会運用細則を制定することとした。

3 総会での普通決議により、管理会社を変更し、併せて、「変更後の管理会社との委託業務費の決定については、予算の範囲内であれば、理事会に一任する。」こととした。

4 総会の普通決議事項について、総会において、複数の案から1案を選択するべく決議を行ったが、どの案も過半数に達しなかったので、「比較多数を得た案に決定する。」こととした。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


〔問 33〕管理費等を滞納している組合員(この問において「滞納組合員」という。)に対する督促について、マンション管理業者Aが理事会で行った次の説明のうち、マンション標準委託契約書によれば、適切でないものはどれか。

1 Aの滞納組合員に対する督促については、組合員異動届等により管理組合から提供を受けた情報の範囲内で、その支払の督促を行うことになります。

2 Aの滞納組合員に対する督促については、支払期限後一定の期間内、電話若しくは自宅訪問又は督促状の方法により、その支払の督促を行います。

3 Aが契約書に基づく督促を行ったにもかかわらず、支払期限後一定の期間内に滞納組合員が滞納管理費等を支払わない場合は、Aはその責めを免れます。

4 管理組合名義による配達証明付内容証明郵便による督促は、事前協議の有無にかかわらずAが行います。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


〔問 34〕総会において、会計担当理事が平成20年度(平成20年4月1日~平成21年3月31日)決算の管理費会計の収支報告書又は貸借対照表に関して行った次の説明のうち、適切なものはどれか。ただし、会計処理は発生主義の原則によるものとし、資金の範囲は、現金預金、未収金、未払金、前受金及び前払金とする。

1 収支報告書の管理費収入が当初予算より多かったのは、年度途中で管理費を値上げしたことが主な要因ですが、管理費の前受金が増加したことも一因です。

2 現金預金が増加しているのは、管理費の前受金が増加していることによります。この結果、次期繰越収支差額は増加しております。

3 当年度において、来年度分を含めて2年分の保険料を支払っていますが、当年度の収支報告書では当年度分のみを計上し、来年度分の保険料については、貸借対照表に計上しております。

4 収支報告書の次期繰越収支差額と貸借対照表の正味財産金額は前年度まで一致していましたが、本年度は来年度分の損害保険料を貸借対照表に資産計上しているため一致していません。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


〔問 35〕甲マンション管理組合の理事会において、会計担当理事が平成20年度(平成20年4月1日~平成21年3月31日)決算の管理費会計の比較貸借対照表について行った次の説明のうち、収支報告書又は貸借対照表に関する説明として適切でないものは、次のうちどれか。ただし、会計処理は発生主義の原則によるものとし、資金の範囲は、現金預金、未収金、未払金、前受金及び前払金とする。


※ 積立保険料は3年後満期返戻金のあるものです。

1 負債項目である前受金が200,000円増加していますが、管理組合の財産状況としては問題ありません。

2 積立保険料は、3年後に返戻されますが、支出が当年度ですので、平成20年度の収支報告書には計上されています。

3 平成20年度の収支報告書の前期繰越収支差額は700,000円です。

4 平成20年度の収支報告書の当期収支差額は100,000円のプラスでした。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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