ケアマネージャー過去問題集


平成24年度の過去問題集を掲載しております。

保健医療サービス分野②

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問題32 褥瘡について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 エアーマット等除圧効果のある予防用具を用いた場合には,体位変換を行う必要はない。

2 在宅の要介護者で真皮を越える深さの褥瘡がある場合には,介護保険の訪問看護における特別管理加算の対象となる。

3 褥瘡がある場合には,入浴により末梢血流量が増加し,症状が悪化するため,入浴は避ける。

4 感覚障害を有する者は,褥瘡が生じやすい。

5 浮腫がある場合は,皮膚が引き伸ばされて薄くなるため傷つきやすくなり,褥瘡のリスクが高くなる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題33 高齢者の栄養について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の低栄養では,血清アルブミン値なども参考にし,多職種が共同して栄養状態の改善を図る。

2 栄養障害に伴う皮膚・粘膜の症状は,ビタミンK欠乏が原因である。

3 食事バランスガイドは,食事摂取基準に基づき,実際の食事の際に,何をどのくらい摂取すればよいかを示したものである。

4 身体の成分組成は,水分,タンパク質,脂肪sミネラルで組成され,高齢者では,若年者に比較して,脂肪の構成割合が低下する。

5 高齢者の栄養状態はs摂取栄養量と栄養必要量とを比較して評価する。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題34 終末期のケアに関連する内容について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 終末期医療では,医師等の医療従事者による適切な情報提供と説明が求められるが,この適切な情報には,療養場所やこれからの過ごし方の選択肢も含まれる。

2 末期がん療養者は,退院時に起居動作ができたとしても,短期間でADLの低下など状態の悪化が予測されるため,介護ベッドの早期導入を計画する。

3 終末期にある療養者の家族に対する予期悲嘆への援助では,積極的に励ます必要がある。

4 末期がん療養者やその家族が在宅での看取りを決断した場合には,入院という選択肢を情報提供する必要はない。

5 終末期においてリハビリテーションを行うことは,療養者のADLの維持,改善により,可能な限り高いQOLを保つとともに,痛みや苦痛を和らげることにもつながる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題35 次の記述のうち,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 胃ろう部にスキントラブルのない療養者は,胃ろう部をドレッシング材で被わずに,胃ろう周囲を石けんで洗うことも,浴槽に入ることもできる。

2 嚥下障害の初期症状を認めたら,誤嚥性肺炎や低栄養を予防するため,直ちに経管栄養チューブや胃ろうに切り替え,必要栄養摂取量の確保を行う。

3 胃ろうから栄養補給している療養者でも,摂食・嚥下機能をアセスメントして経口摂取が可能な場合には,経口移行計画を作成し,それに基づき経口摂取を進める。

4 尿道留置カテーテルによる尿路感染を予防するため,日常的に膀胱洗浄を行う。

5 尿道留置カテーテルの蓄尿バッグについては,移乗時に膀胱より高い位置になって逆流が起こらないよう留意しなければならない。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題36 疾の吸引について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 長期療養で気管切開や気管挿管を受けている者では,自力で気道内の分泌物を喀出できない場合も多いので,気道確保のために吸引が必要である。

2 意識のある療養者では,吸引は激しい咳噺(がいそう)反射を起こし,負担がかかるので,吸引は慎む。

3 口腔・鼻腔吸引及び気管内吸引が必要な療養者では,カテーテルを介した感染の危険性があるので,口腔・鼻腔用と気管内用のカテーテルは別にする。

4 療養者の退院に当たっては,その家族が日常的に吸引の操作を行うことができるように,トレーニングを受けることが望ましい。

5 吸引に際しては,事前に体位ドレナージを行うと喀痰が移動してしまうので,有効な排痰ができなくなる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題37 次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 屋内での歩行が安定して自立している要介護高齢者については,屋外での歩行も同様に安定して自立するため,転倒のリスクを検討する必要はない。

2 失語症とは,発語に関係する筋に異常がなく,知能低下もないが,言語による表現や文字の理解ができなくなることであり,その原因は主に聴力障害である。

3 片麻痺がある場合の車の乗降は,健側から乗り,降りる場合は逆の順序で行うとよい。

4 重度の片麻痺の場合には,肩の亜脱臼を合併しやすいので,日常生活動作の介助において,麻痺側の上肢の位置などに配慮する必要がある。

5 廃用による筋力低下の予防のためには,日常生活動作の励行やレクリエーション活動等の継続は効果がない。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5    

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