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給水装置計画論(H24年度問題)


問題31 受水槽式給水に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか

ア ポンプ直送式は、受水槽に受水したのち、ポンプで圧力水槽に貯え、その内部圧力によって給水する方式である。

イ 高置水槽式は、受水槽に受水したのち、ポンプで高置水槽へ汲み上げ、自然流下により給水する方式である。

ウ 配水管の口径に比べ単位時間当たりの受水量が大きい場合には、配水管の水圧が低下し、付近の給水に支障を及ぼすことがある。このような場合には、定流量弁など受水量を調整するバルブを設置することもある。

エ 配水管の水圧が高いときは、受水槽への流入時に給水管を流れる流量が過大となって、水道メーターの性能や耐久1生に支障を与えることがある。このような場合には、減圧弁などを設置する必要がある。


(1) 誤 正 正 正 

(2) 正 正 誤 誤 

(3) 正 誤 誤 正 

(4) 誤 正 正 誤 

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題32 給水装置の計画使用水量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1) 計画使用水量は、給水管口径などの給水装置系統の主要諸元を計画する際の基礎となるものであり、建物の用途及び水の使用用途、使用人数、給水栓の数等を考慮した上で決定する。

(2) 受水槽式給水における受水槽への給水量は、受水槽の容量と使用水量の時間的変化を考慮して定める。

(3) 直結増圧式給水を行うにあたっては、一日当たりの計画使用水量を適正に設定することが、適切な配管口径の決定及び直結力旺形ポンプユニットの適正容量の決定に不可欠である。

(4) 受水槽容量は、計画一日使用水量の4/10~6/10程度が標準である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題33 図一1に示す給水管(口径20mm)に15L/分の水を流した場合、給水管A~B間の摩擦損失水頭として、次のうち、適当なものはどれか
ただし、給水管の流量と動水勾配の関係は図一2を用い、管の曲がりによる損失水頭は考慮しないものとする。


(1) 1.Om

(2) 1.5m

(3) 2.Om

(4) 2.5m

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題34 直結式給水による10戸の集合住宅での同時使用水量として、適当なものはどれか

ただし、同時使用水量は、標準化した同時使用水量により計算する方法によるものとし、1戸当たりの末端給水用具の個数と使用水量、同時使用率を考慮した末端給水用具数、並びに集合住宅の給水戸数と同時使用戸数率は、それぞれ表一1から表一3の通りとする。

(1) 100(L/分)

(2) 150(L/分)

(3) 200(L/分)

(4) 250(L/分)

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題35 図一1に示す給水装置におけるA~B間で最低限必要な給水管口径として、適当なものはどれか

ただし、A~B間の口径は同一で、損失水頭は給水管の損失水頭と総給水用具の損失水頭とし、給水管の流量と動水勾配の関係は図一2を用い、管の曲がりによる損失水頭は考慮しないものとする。また、計算に用いる数値条件は次の通りとする。


① 配水管水圧水頭として20m

② 給水管の使用水量36L/分

③ 余裕水頭10m

④ A~B間の総給水用具(分水栓、甲型止水栓、水道メーター及び給水栓)の損失水頭の直管換算長25m

解答:1. 、2. 、3. 、4.    
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