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給水装置の概要(H25年度問題)1


問題41 給水装置工事に関する次の記述のうち、不適当なものほどれか

(1) 給水装置工事とは、水道法において給水装置の設置又は変更の工事と定義されており、給水装置の新設、改造、修繕及び撤去の工事のすべてが含まれる。

(2) 給水装置工事のうち改造工事には、水道事業者が事業運営上施行した配水管の新設及び移設工事等に伴い、給水管の付替えあるいは布設替え等を行う工事のほか、水道メーター位置変更工事等がある。

(3) 給水装置工事は、水道施設を損傷しないこと、設置された給水装置に起因して需要者への給水に支障を生じないこと、水道水質の確保に支障を生じないこと等の観点から、給水装置の構造及び材質の基準に適合した適正な施行が必要である。

(4) 水道法では、厚生労働大臣は給水装置工事を適[Eに施行できると認められる者の指定をすることができ、この指定をしたときは、水の供給を受ける者の給水装置が水道事業者又は指定を受けた者の施行した給水装置工事に係るものであることを供給条件とすることができるとされている。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題42 給水管に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか

ア ステンレス鋼鋼管を加工した波状ステンレス鋼管は、変位吸収性を有しているため、耐震性に富むとともに、波状部において任意の角度を形成でき、継手が少なくてすむ等の配管施工の容易さを備えている。

イ 銅管は、アルカリに侵されず、スケールの発生も少ない。また、耐食性に優れているため肉薄化しているので、軽量で取扱いが容易である。しかし、遊離炭酸が多い水には適さない。

ウ 硬質ポリ塩化ビニル管は、難撚性であり、熱及び衝撃にも比較的強い。しかし、管に傷がつくと破損し易くなるため、外傷を受けないよう取扱う必要がある。

エ ポリエチレンニ層管は、有機溶剤、ガソリン、灯油等に接すると、管に浸透し、管の軟化・劣化や水質事故を起こすことがあるので、これらの物質と接触させてはならない。

(1) 正 正 誤 誤 

(2) 正 誤 誤 正 

(3) 誤 正 正 誤 

(4) 正 誤 正 正 

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題43 給水管の接合及び継手に関する次の記述の(   )内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか

① 硬質靴ビニルラィニング鋼管のねじ接合には( ア )を使用しなければならない。

② ステンレス鋼鋼管の継手には、( イ )とプレス式継手がある。

③ 硬質ポリ塩化ビニル管の継手には、接着剤による( ウ )とゴム輪よるRR継手がある。

④ 架橋ポリエチレン管の継手には、メカ二カル式継手と( エ )がある。

ア イ ウ エ

(1) 金属継手   プッシュオン継手 EF継手 電気融着式継手

(2) 管端防食継手 プッシュオン継手 TS継手 熱融着式継手

(3) 金属継手   伸縮可とう式継手 EF継手 熱融着式継手

(4) 管端防食継手 伸縮可とう式継手 TS継手 電気融着式継手

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題44 給水用具に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか

ア 吸排気弁は、給水立て管頂部に設置され、管内に負圧が生じた場合に自動的に多量の空気を排気して給水管内の負圧を鰯肖する機能をもった給水用具である。

イ ボール止水栓は、弁体が球状のため90°回転で全開、全閉することのできる構造であり、損失水頭は極めて小さい。

ウ 逆止弁は、逆圧による水の逆流を防止する給水用具であり、ばね式、リフト式、ダイヤフラム式等がある。逆止弁を設置するにあたっては、流水方向の表示に注意するとともに、設置後の点検、取替等を容易にするための配慮が必要である。

エ 減圧弁は、調整ばね、ダイヤフラム、弁体等の圧力調整機構によって、一次側の圧力が

変動しても、一次側を二次側より低い一定圧力に保持する給水用具である。

  ア イ ウ エ

(1) 誤 正 誤 正 

(2) 正 誤 正 誤 

(3) 誤 正 正 誤 

(4) 正 誤 誤 正 

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


問題45 給水用具に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか

ア 制御装置を使って節水を図ることができる給水用具として、大便器洗浄用ユニット、小便器洗浄用ユニット、自動食器洗い機等がある。

イ 自閉式水栓、湯屋カラン、手洗衛生洗浄弁及び泡沫式水栓は、自閉構造により節水を図ることができる給水用具である。

ウ ミキシングバルブは、湯・水配管の途中に取付けて、湯と水を混合し、設定温度及び設定量の湯を吐水する給水用具であり、ハンドル式とサーモスタット式がある。

エ サーモスタット式の湯水混合水栓は、温度調整ハンドルの目盛を合わせることで安定した吐水温度を得ることができる。


  ア イ ウ エ

(1) 誤 誤 正 正 

(2) 正 誤 誤 正 

(3) 正 正 誤 誤 

(4) 誤 正 正 誤 

解答:1. 、2. 、3. 、4.    
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