管理栄養士 平成24年度 問題詳細№
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その他の過去問
31 治療の方法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 経腸栄養法は、イレウスに行う。
(2) 生体肝移植は、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に行う。
(3) 血液透析は、糖尿病腎症第3期Aに行う。
(4) LDLアフェレーシスは、家族性高コレステロール血症に行う。
(5) 白血球(顆粒球)除去療法は、過敏性腸症候群に行う。
32 ビタミンとその欠乏症の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ビタミンE ------ 神経管閉鎖障害
(2) ビタミンK ------ 新生児メレナ
(3) ビタミンB12 ---- 角膜乾燥症
(4) 葉酸 ----------- 悪性貧血
(5) パントテン酸 --- ペラグラ
33 先天性代謝異常症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) フェニルケトン尿症では、血中のフェニルアラニンが減少する。
(2) ホモシスチン尿症では、血中のチロシンが減少する。
(3) メープルシロップ尿症では、血中のロイシンが増加する。
(4) ウィルソン病では、血中のセルロプラスミンが増加する。
(5) 糖尿病Ⅰ型では、血中のグルコースが増加する。
34 誤嚥に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 誤嚥の検査には、DEXA法を用いる。
(2) 高齢者には、不顕性誤嚥がみられる。
(3) 嚥下物の喉頭侵入では、異常音(ゴロゴロ音)が聴こえる。
(4) 経鼻胃管挿入状態は、誤嚥性肺炎のリスクになる。
(5) 誤嚥性肺炎の防止には、口腔ケアが有用である。
35 非代償期肝硬変患者における臨床検査成績である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 血小板数増加
(2) 血清γグロブリン低値
(3) 血清総ビリルビン低値
(4) プロトロンビン時間(PT)延長
(5) 血清乳酸脱水素酵素(LDまたはLDH)低値
36 血圧調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 血圧の上昇により圧受容体が刺激されると、心拍数は低下する。
(2) 動脈血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗の和であらわされる。
(3) 血液粘性が高いと、血圧は低下する。
(4) 副交感神経刺激で、心拍出量は増加する。
(5) 心臓への流入血液量が増えると、心収縮力は低下する。
37 高血圧の病型分類とその原因疾患・病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 腎実質性高血圧 --- クッシング症候群
(2) 内分泌性高血圧 --- 慢性糸球体腎炎
(3) 本態性高血圧 ----- 褐色細胞腫
(4) 腎血管性高血圧 --- 原発性アルドステロン症
(5) 収縮期高血圧 ----- 大動脈の硬化
38 健常成人の腎機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 腎血漿流量は、500~700mL/分である。
(2) 糸球体濾過量(GFR)は、約10mL/分である。
(3) 尿量は、約300mL/日である。
(4) 尿比重は、1.10以上に調節されている。
(5) 尿のpHは、7.40±0.05の範囲に調節されている。
39 骨吸収を促進するホルモンである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) アドレナリン
(2) エストロゲン
(3) カルシトニン
(4) 副甲状腺ホルモン(PTH)
(5) プロゲステロン
40 内分泌に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症が起こる。
(2) ヨウ素欠乏は、甲状腺機能亢進症の原因となる。
(3) 尿崩症では、低ナトリウム血症が見られる。
(4) 循環血液量の減少は、アルドステロンの分泌を抑制する。
(5) 新生児の甲状腺機能低下症では、脳の発達障害が起こる。