税理士試験/簿記論

固定資産の取得原価を求める
定率法で減価償却累計額の場合



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【固定資産の取得原価を求める/定率法編】

※定率法で減価償却累計額が与えられており、
 それから取得原価を求める

例) 減価償却累計額 8,064 償却率 0.32
   経過年数 2年

色々な求め方があると思いますが、ここでは、主に次のような方法で求めています。

減価償却累計額を除す素数を次の算式で求めてます。

(1-償却率)n = X(素数)
※nは経過年数

減価償却累計額 ÷ (1 - X) = 取得原価

上記算式に照らして、与件を整理しますと

(1-0.32)2=(0.68)2= 0.4624

8,064÷(1-0.4624)=8,064÷0.5376

=15,000(取得原価)

固定資産の取得原価が与えられることはあまりないため、算出方法は覚えておく必要があると思います。

逆に、簡単に求められるものには配点がないといったことも考えられます。



減価償却で取得原価を求める場合は、償却率がある場合は必ずチェックしてみてます。






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