税理士試験/簿記論

固定資産の取得原価を求める
定率法で簿価のみの場合



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【固定資産の取得原価を求める/定率法編2】

※定率法で期首簿価が与えられており、
 それから取得原価を求める

例) 期首簿価 6,936 償却率 0.32
   経過年数 2年

色々な求め方があると思いますが、ここでは、次のような方法で求めています。

期首簿価を除す素数を次の算式で求めてます。

(1-償却率)n = X(素数)
※nは経過年数

期首簿価 ÷  X = 取得原価

上記算式に照らして、与件を整理しますと

(1-0.32)2=(0.68)2= 0.4624

6,936÷0.4624=15,000(取得原価)

以前に書いた例は減価償却累計額から取得原価を求める方法でしたが、今回は、期首簿価でした。

変わった点は、償却率の2乗を1から引くかあるいはひかないかの違いです。

算術的なことは、よくわかりませんが、この式でもとけるようです。







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