|
※固定資産の減損損失の算出手順
1.当該資産の減価償却を行い、当期末簿価を求める(A)
2.当該資産の割引前将来キャッシュフローを算出する(B)
3.減損損失があるかの判定を行う。
(A)>(B)・・・・・減損を認識
(A)<(B)・・・・・減損を認識しない
4.正味売却価額を求める(C)
5.使用価値を求める(D)
※割引後将来キャッシュフローで表現されるときもある。
6.回収可能価額を判定(E)
(C)OR(D)のいずれか大きい方
7.減損損失額を求める(F)
(A)-(E)
8.減損損失を当該資産から控除する。
減損損失 ××× / 〇〇資産 ×××
※翌期の減価償却は
(帳簿価額 - 残存価額(取得価額×10%))÷ 残存耐用年数
で求める。
◆減損損失の算出を共用資産を含めたより大きな単位で行う場合
1.個別に減損を認識し、減損処理を行う。(G)
※上記手順を参照
2.全体で、減損を認識(H)
上記手順を全体で行う。
3.共有資産の減損を処理(I)
共有資産をメインに現存処理をする。
上記手順で、全体として、未だ、未処理減損額がある場合は次へ
4.未処理減損額がある場合は当該減損額を各資産に按分して処理する。
|
|
|
|