管理栄養士 平成24年度 問題詳細№
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その他の過去問
81 糖質の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) グリコーゲンの貯蔵総量は、筋肉より肝臓に多い。
(2) 筋肉は、糖新生を行う。
(3) 肝臓のグルコース利用は、血糖値の影響を受けない。
(4) 赤血球では、グルコースから乳酸が生成する。
(5) 脂肪組織には、ペントースリン酸回路は存在しない。
82 脂質の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ケトン体は、肝臓でエネルギー源として利用される。
(2) 血中の遊離脂肪酸は、アルブミンに結合して運搬される。
(3) インスリンは、ホルモン感受性リパーゼの働きを促進する。
(4) コレステロールは、エネルギー源として利用される。
(5) LDLは、トリアシルグリセロールを含有していない。
83 脂肪酸の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) アラキドン酸は、α-リノレン酸から生成される。
(2) オレイン酸は、必須脂肪酸である。
(3) ドコサヘキサエン酸は、炭素数20の脂肪酸である。
(4) リノール酸は、飽和脂肪酸から生成される。
(5) エイコサノイドには、血小板凝集を阻害するものがある。
84 食後の代謝変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 脳では、ケトン体の利用は増加する。
(2) 筋肉では、グルコースの取り込みは減少する。
(3) 肝臓では、脂肪酸合成は増加する。
(4) 肝臓では、ケトン体合成は増加する。
(5) 脂肪組織では、脂肪酸の取り込みは減少する。
85 ビタミンの栄養学的機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ビタミンAは、アミノ酸代謝の補酵素として働く。
(2) ビタミンDは、脾臓で活性型に変換される。
(3) ビタミンB1が欠乏すると、血中の乳酸が減少する。
(4) ビオチンには、抗酸化作用がある。
(5) ビタミンCが欠乏すると、出血傾向がみられる。
86 脂溶性ビタミンの代謝と栄養学的機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 活性型ビタミンDの生成は、副甲状腺ホルモン(PTH)により抑制される。
(2) 活性型ビタミンDは、核内受容体に結合して作用する。
(3) ビタミンAの欠乏では、溶血性貧血が起こる。
(4) ビタミンEの過剰では、頭蓋内圧が亢進する。
(5) ビタミンKの欠乏では、血液が凝固しやすくなる。
87 ミネラル(無機質)の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) リンは、核酸の構成成分である。
(2) 血中カルシウム値が上昇すると、カルシトニン分泌は低下する。
(3) マグネシウムの体内貯蔵量は、血清フェリチン値に反映される。
(4) 亜鉛の吸収は、フィチン酸で促進される。
(5) ヨウ素は、副甲状腺ホルモン(PTH)の構成成分である。
88 水・電解質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 水分欠乏型脱水では、細胞内液量は増加する。
(2) 不可避尿量は、摂取する水分量によって変わる。
(3) 1日の水分必要量は、不感蒸泄量に等しい。
(4) たんぱく質が代謝されると、代謝水を生じる。
(5) 不感蒸泄量は、外気温が上昇すると減少する。
89 エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 基礎代謝量は、除脂肪体重(LBM)に反比例する。
(2) 基礎代謝量は、幼児期に最大となる。
(3) 基礎代謝量は、甲状腺機能の亢進により増加する。
(4) 非たんぱく質呼吸商は、糖質の燃焼割合が高いほど小さくなる。
(5) 安静時のエネルギー消費量は、発熱により減少する。
90 栄養アセスメントに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 尿中尿素排泄量は、高たんぱく質食摂取で増加する。
(2) 尿中クレアチニン排泄量を用いて、推算糸球体濾過量(eGFR)を算出する。
(3) 上腕筋面積は、内臓脂肪量を反映する。
(4) 血清アルブミン値は、骨格筋量を反映する。
(5) 血清トランスサイレチンは、静的栄養アセスメントの指標である。