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その他の過去問
ア 末端部が行き止まりの給水装置は、停滞水が生じ、水質が悪化するおそれがあるので極力避ける必要がある。構造上やむを得ない場合は、給水管の末端から分岐し止水用具、逆止弁、排水ますを設置し、ます内に吐水口空間を設けて排水出来るようにする。 イ 給水管における水撃作用を防止するには、水撃圧は流速に比例することから基本的には管内流速を遅くする必要があり、一般的には2.5 ~ 3.0 m/秒とする。 ウ 硬質塩化ビニル管、ポリエチレン二層管、ポリブテン管等の合成樹脂管は、有機溶剤に侵されやすいので、ガソリンスタンド、自動車整備工場等では、土中に直接埋設配管してはならない。 エ 化学薬品工場やクリーニング店等水を汚染するおそれのある有毒物等を取り扱う場所に給水する給水装置にあっては、一般家庭よりも厳しい逆流防止措置を講じる必要があるため、最も確実な減圧式逆流防止器の設置を原則とする。 ア イ ウ エ (1) 誤 正 正 誤 (2) 正 誤 誤 正 (3) 正 誤 正 誤 (4) 誤 正 誤 正
ア 給水装置工事主任技術者は、竣工図等の書類検査及び現地検査により、給水装置が給水装置の構造及び材質の基準に適合していることを確認する。 イ 給水装置の使用開始前には、管内を洗浄するとともに通水試験、耐圧試験及び水質の確認を行わなければならない。 ウ 給水装置の使用開始前には、味、臭気、色、濁りに異常がないことを確認するとともに、残留塩素濃度が規定値以上であることを確認する。 エ 現地検査では、延長、給水用具などの位置が竣工図面と整合しているか、配管の口径、経路、構造等が適切かどうかなどを確認する。 (1) 1 (2) 2 (3) 3 (4) 4
(1) リフト逆止め弁は、水平に設置しなければならないという制約を受けるが、損失水頭が比較的小さいことや故障等を生じる割合が少ないので、湯沸器の上流側に設置する逆止弁 として用いられる。 (2) スイング逆止め弁は、縦方向の取り付けが可能であることから使用範囲が広いが、長期間使用するとスケール等による機能低下及び、水撃圧等による異常音の発生がある。 (3) ダイヤフラム逆止め弁は、逆流防止を目的として使用される他、給水装置に生じる水撃作用や給水栓の異常音等の緩和に有効な給水用具として用いられる。 (4) ばね式逆止弁は、使用されている逆止弁の大部分を占めており、単体での使用及び器具の内部に組み込んでの使用等、広範囲に使用されている。
(1) 給水管と井水管を直接連絡する場合、両管の間に逆止弁を設置し、逆流防止の措置を講じる必要がある。 (2) 有害物質を取り扱う工場では、逆流防止対策として受水槽式給水を採用することが原則である。 (3) 断水、漏水等により、給水装置に逆圧又は負圧が生じた場合、逆サイホン作用等により水が逆流し、他の需要者に衛生上の危害を及ぼすおそれがあるため、その対策が必要である。 (4) 工業用水、再生利用水、受水槽以下の管等を給水装置と近接して配管する場合、管の外面にその用途が識別できるよう表示する必要がある。
(1) 配水管の工事等により断水した場合、通水の際の水圧によりスケール等が水道メータのストレーナに付着し出水不良になることがある。 (2) 衛生陶器が青い色に染まっているように見えるのは、銅管などから出る銅イオンが脂肪酸と結びついてできる銅石鹸が付着している状況で起こるものである。 (3) 給水栓から黒色の微細片が出るのは、止水栓、給水栓に使われているパッキンなどのゴムが劣化し、細かく砕けて流出してくるのが原因と考えられる。 (4) 水道水が白濁色に見え、数分間で無色となる場合は、カルシウムと炭酸の結合状態が変化したためであり、水質に異常があると考えられる。