社会福祉士過去問


共通科目

専門科目

過去問サイト





心理学理論と心理的支援

スマホサイトはこちら

問題8 次の記述のうち,内発的動機に基づく行動として,最も適切なものを一つ選びなさい

1 おこづかいをもらえるので,家事の手伝いをした

2 興味を持ったので,社会保障の勉強を始めた

3 お腹が減ったので,パンを食べた

4 暑いので,教室の窓を開けて換気した

5 叱られるのが嫌なので,仕方なく勉強をした

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題9 次の記述のうち,オペラント(道具的)条件づけによる行動として,適切なものを一つ選びなさい

1 梅干しを見ただけで,唾(だ)液が分泌される

2 不安や恐怖を軽減するために,系統的脱感作を行う

3 膝蓋腱(しつがいけん)をハンマー等で軽くたたくと,足が上がる

4 カモやアヒルが,生後最初に目にした動いているものを後追いする

5 子どもが,周囲の大人から繰り返しほめられた行動を行うようになる

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題10 次の記述のうち,シュプランガー(Spranger,E.)の類型論に基づくものとして,適切なものを一つ選びなさい

1 動作は緩慢だが対入態度は開放的かつ社交的で,情が深く親切であり,角の取れた自然な振る舞いや表情,動きを見せる人は,審美型とされる

2 あけっぴろげで愛想がよく,陽気で親切であり,周りの人と上手に付き合い,争いがあってもその人との関係を断ち切ることをしない人は,外向型とされる

3 犯罪とはおおよそ縁がなく,情緒安定,社会的適応,消極的,内向的で目立たず,おとなしい人は,鎮静型とされる

4 社会活動に熱心で,他者や社会一般の福祉の増進に興味をもっており,他者を愛し,他者のために奉仕することに高い価値を置く人は,社会型とされる

5 リラックスすることや安楽を好み,食べることを楽しみ,社交的で他者からの愛情を求める人は,権力型とされる

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題11 乳幼児期における発達的変化に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい

1 新生児は,養育者や対象物との相互作用の結果,原始反射と呼ばれる身体運動の基本的な能力を獲得する

2 愛着理論においては,乳児に母親が与える食べ物が契機になって愛着が形成されると考えられている

3 乳児期に見られる社会的参照は,新奇な対象に出会ったときに母親など関与者の表情を手掛かりにして,自分の行動を決める現象である

4 幼児期に見られる反抗期は,他者と協調できるようになる自己抑制の発達を背景にして出現する現象である

5 一語発話ができるようになった幼児では,理解できる語よりも表出できる語の方が多いと考えられている

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題12 ストレスが引き起こす状態に関する次の記述のうち適切なものを一つ選びなさい

1 燃え尽き症候群の予防策としては,個人と組織の両面でストレス管理に取り組むことが必要とされている

2 アルコール依存症の治療としては,離脱症状が出現しない程度の適度な飲酒行動の形成を図ることが一般的である

3 摂食障害の誘因となる家族の問題を中心とした慢性的なストレスに対しては,感情を抑制する方略が有効といわれる

4 同じような心的外傷を被つた場合,心的外傷後,ストレス障害(PTSD)の症状の出現には個人差がないと考えられている

5 パニック障害は,脳の器質的障害に不眠や心理的ストレスなどの条件が加わった際に起こると考えられている

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題13 カウンセリングにおける介入法に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。

1 精神分析的カウンセリングは,家族構造を維持する中で,家族の成長を促し,又は妨害している際に家族成員が用いている方法を見いだして,クライエントを理解する。

2 キャリアカウンセリングは,現実界の実情や情報を重視するよりも,生と死という生きる上での基本的な次元を取り扱う。

3 来談者中心カウンセリングは,カウンセラーが自らの専門的知識を駆使して,クライエントの悩みの解消に対して,指導的な立場から解決を図る。

4 認知的・行動的カウンセリングは,不適切な思考が苦しい感情や有害な行動の原因とみて,非合理的な認知を修正することによって行動の改善を目指す。

5 家族システムカウンセリングは,温かさ,支持,純粋性,共感を重視し,クライエント個人の感情に焦点を合わせることに重点を置く。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題14 心理療法に関する次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい。

1 行動療法では,課題となる動作を意識的に実現しようとする努力を通して,クライエントの日常生活における活動を活性化しようとする。

2 森田療法では,神経症の原因には無意識の欲求の抑圧があると考え,クライエントの抑圧の解消を図ることで症状を取り去ろうとする。

3 動作療法では,不適応な行動の修正について,学習理論に基づき治療技法が提唱されている。

4 精神分析療法では,生来の素質を有する者が何らかの誘因によって精神交互作用を起こすことで,神経症の症状が発展すると考える。

5 箱庭療法では,自由にして保護された空間の中でクライエントが自己を表現していくにつれて,内なる自己治癒力が働き始めると考える。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    

過年度過去問
平成24年度
平成23年度
平成22年度







Copyright (C) 2010-2013 All right reserved by ヒューマンバリュー