問題59 次の記述のうち、成人に対する救急蘇生法{きゅうきゅうそせいほう}での胸骨圧迫の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 呼吸が確認できない場合は、すぐに圧迫を始める。
2 圧迫する部位は、胸骨の左側である。
3 実施者の両手を重ねて、指先で圧迫する。
4 圧迫の深さは、胸が10cm沈むようにする。
5 1分間に60回を目安に圧迫する。
問題60 次の記述のうち、痰{たん}を喀出{かくしゅつ}する仕組みに関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。
1 呼吸器官の内部は乾燥した状態になっている。
2 気管の内部の表面には絨毛{じゅうもう}があり、分泌物の侵入を防いでいる。
3 分泌物は、咽頭で吸収される。
4 痰{たん}は、咳{せき}や咳払{せきばら}いによって排出される。
5 咳{せき}は、下垂体にある咳中枢{せきちゅうすう}によっておこる反射運動である。
問題61 次の記述のうち、介護福祉士が行う口腔内こうくうないの喀痰吸引かくたんきゅういんの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 吸引圧は、利用者の体調によって介護福祉士が決める。
2 吸引圧をかけた状態で、吸引チューブを挿入する。
3 口蓋垂まで吸引チューブを挿入する。
4 吸引チューブを回転させながら痰たんを吸引する。
5 吸引後は洗浄水を吸引し、清浄綿でチューブを拭く。
問題62 次の記述のうち、消化器症状の説明として、正しいものを1つ選びなさい。
1 腹部膨満感は、腹部が張る感覚のことである。
2 しゃっくり(吃逆きつぎゃく)は、胸膜の刺激で起こる現象である。
3 胸やけは、飲食物による食道の熱傷のことである。
4 げっぷ(呑気)は、咽頭にたまった空気が排出されることである。
5 嘔気おうきは、胃や腸の内容物が、食道を逆流して口外に吐き出されることである。
問題63 Aさん(80歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺ひだりかたまひがあり、介護老人保健施設に入所して在宅復帰に向けた訓練をしている。嚥下障害えんげしょうがいもあるため、経鼻経管栄養による栄養摂取をしているが、経口摂取できないことでイライラしてチューブを抜去したことがある。医師からは一時的な治療であると説明を受けて同意していた。 経管栄養中に介護福祉士が訪室すると、チューブを触りながら、「自分の口から食べたいから、このチューブを抜いてほしい。見た目も良くない」と訴えがあった。看護師に連絡し、チューブが抜けていないことを確認してもらった。 このときのAさんへの介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 チューブを抜かないようにAさんの右手を固定する。
2 経管栄養が早く終わるように滴下速度を調節する。
3 医師や看護師にAさんの思いを伝える。
4 Aさんに胃ろうの造設を提案する。