介護福祉士


過去問細則




社会福祉援助技術(事例問題)


次の事例を読んで,問題32から問題34までについて答えなさい。
〔事例〕
軽度の知的障害のあるEさん(50歳、男性)は、高齢の母親(84歳)と生活していた。 母親が肝がん(liver cancer)のため入院治療となったことで、相談支援事業所へ相談、障害者自立支援法での居宅介護(週4回)を受けることになり、M居宅介護従業者(以下、M従業者という。)が担当することになった。また、それ以外のEさんの日常生活は近くに住む叔母{76歳)が支えていた。


問題32 Eさんへの初回訪問におけるM従業者の対応として、適切なものを一つ選びなさい。

1 親しみを感じさせるために名前をチャン付けで呼ぶように心がける。
2 Eさんを知っている相談支援専門員と同行する。
3 Eさんへの援助内容は、入院中の母親の意思に従うこととする。
4 Eさんの生活歴については、M従業者が直接福祉事務所へ照会する。
5 Eさんを気遣って、Eさんから支援に必要な情報を聴かないようにする。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題33 支援当初、M従業者はEさんとのコミュニケーションもうまく取れず悩むことも多かったが、その後徐々に意思疎通もでき、Eさんの日常生活能力なども理解できるまでになった。ところが先月母親が死亡。Eさんは精神的に落ち込み、生活リズムも乱れ,食欲も低下し、家に閉じこもることが多くなった。このようなEさんへのM従業者の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 心配しなくても大丈夫と元気づける。
2 まずは食事をするように促す。
3 相談支援事業所へ施設利用を促す依頼の電話をする。
4 本人の表情や言動などは気にせず、家事援助に専念する。
5 Eさんの心身と生活の状態について、本人や叔母から確認する。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題34 その後Eさんは落ち着きを取り戻してきたので、Eさんの今後について、Eさんを交えての相談支援事業所によるケアカンファレンスが開かれることになり、担当のM従業者も出席を要請された。しかし、Eさんは、ケアカンファレンスへの参加に迷っている様子である。ケアカンファレンスにおけるM従業者の対応として、適切なものを一つ選びなさい。

1 Eさんが参加を迷っているので、M従業者は出席しない。
2 発言はサービス提供責任者に任せる。
3 ケアカンファレンスに記録をすべて提出する。
4 EさんへM従業者も参加することを伝え、出席をするよう誘う。
5 Eさんの参加については、叔母には相談しない。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    
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