介護福祉士


過去問細則




レクリエーション活動援助法(事例問題)


次の事例を読んで、問38から問題40までについて答えなさい。
〔事例〕
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞(のうこうそく)(cerebra1infarction)を患い、軽度の右片麻痺(まひ)があるが週に1回書道を楽しんでいる。この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。Fさんは暇を見つけては同室のGさんに書道を勧めてたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質(かたぎ)であり、書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。
最近、認知症(dementia)の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいらするようになった。


問題38 Fさんへのレクリエーション活動援助に閲する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 書道以外のレクリエーション財を勧めた。
2 利き手である右手のリハビリに専念するように勧めた。
3 Gさんと一緒に書道に参加するように勧めた。
4 ボランティアに対してFさんの生活全般の援助を依頼した。
5 Fさんの書道に対する思いを聴いた。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題39認知症の症状が出てきたFさんに対するレクリエーション活動援助として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 書道に関する思い出話をしながら、書道の援助を行う。
2 手の動きが止まったら、墨が乾く前に書くように声をかける。
3 活動中に席を離れたら、すぐ活動に戻るよう促す。
4 他の利用者と同じ墨や半紙を用意する。
5 書道よりも脳に刺激のあるゲームを勧める。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題40書道サークルの運営に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 ボランティアが書道サークルの運営を主導する。
2 ボランティアが急に休んだ場合、その週の活動を中止する。
3 ボランティアの協力を得て、地域の書道展に出展する。
4 ボランティアが地域の書道教室への参加を決める。
5 ボランティアの人数が減ったので、別の活動に変える。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    
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