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保育士 平成25年度
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【児童家庭福祉(2)】

問11 次の文は、家庭的養護に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 虐待などの理由で、家庭で適切に養育されなかった子どもに対しては、家庭的な環境の下で愛着関係を形成しつつ養育を行うことが重要である。

2 社会的養護を必要とする子どもの代替的養護を検討する際は、原則として、家庭養護(里親、ファミリーホーム)を優先することが望ましい。

3 児童養護施設等での施設養護の場合、施設の小規模化や、地域分散化により、できる限り家庭的な養育環境にしていく必要がある。

4 里親の孤立化防止などの里親支援をするために、市町村に里親支援専門相談員が置かれている。

5 地域小規模児童養護施設等を、賃貸物件を活用して運営する場合は、賃借料の一部を措置費に算定できる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

問12〜問13 次の文は、ある保育所での【事例】である。また、図は、【事例】の内容を以下の【表示例】を用いてあらわした「ジェノグラム」である。これらに基づき、問12〜問13 に答えなさい。

【事例】
2歳児のM君は、2歳の時に何度も頭に怪我をして病院に運ばれ、父母からの虐待が疑われたため、乳児院に入所した。父母は毎月欠かさず面会を続け、自宅への試験外泊も順調に行ってきた。家庭復帰が決定し、その条件として保育所に通わせることになっており、保育所は市役所から次の二点について必ず報告するよう要請されている。① 日以上続けて休んだ場合。② 傷やあざがあることが判明した場合。

【表示例】




問12 次の文のうち、図が示していないものを一つ選びなさい。

1 M君の父母が結婚していること。

2 M君の父親には離婚歴があること。

3 M君には異母兄弟がいること。

4 M君は人で暮らしていること。

5 M君の母親には姉がいること。

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問13 次の文は、この【事例】における保育所の対応についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 送り迎えの際に父母に対しては、他の保護者への対応と同様に、自然な声かけをするように努めた。

B M君の登園に際しては、顔色や表情、行動、衣服等身の回りの状況等についても、よく観察するように努めた。

C 登園時、M君のおでこにあざがあったが、虐待によるものか判断できなかったので、話題にすることを避けて、父母には何も聴かないようにした。

D M君が日間続けて保育所を休んだが、家庭復帰後、既にか月間順調に過ごしてきたことと、日間とも母親から電話があり、「Mが風邪をひいた」、「まだ治らない」という説明があったので、市役所には報告しなかった。


(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 A D

4 B D

5 C D

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問14 次の文は、保護者や家族への支援に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「児童福祉法」における「保育所等訪問支援」は、保育所その他の児童が集団生活を営む施設において、障害児の保護者に対して障害児の家庭養育に必要な専門的な支援を供与することを目的としている。

B 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23 年厚生省令第63 号)では、児童福祉施設の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者の秘密を漏らしてはならないとされる一方、利用者の家族の秘密を漏洩することについては特段の規定は設けられていない。

C 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23 年厚生省令第63 号)では、乳児院における心理療法担当職員を置かなければならない要件として、心理療法を行う必要があると認められる乳幼児が10 人以上入所している場合をあげており、乳幼児の保護者に対する心理療法の必要性については考慮されていない。

D 「発達障害者支援法」に基づけば、都道府県及び市町村は、発達障害児の保護者が適切な監護をすることができるように、相談及び助言その他の支援を適切に行うよう努めなければならない。


(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ ○ × 

3 ○ × × × 

4 × × ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問15 次の文は、わが国の母子保健等の実態に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「地域保健・健康増進事業報告」(平成23 年度)によれば、市区町村に妊娠の届出をした者のうち、届出の時期が妊娠満20 週以降であったものが%を超えている。

B 日本産科婦人科学会の調査によれば、平成22 年の体外受精・胚移植等による出生児は、全出生児数の%に満たない。

C 「衛生行政報告例」(旧・母体保護統計報告)によれば、平成23 年の20 歳未満の人工妊娠中絶件数は、平成17 年に比べて増加している。

D 「学校保健統計調査」(平成23 年度)によれば、肥満傾向にある歳児の割合は男女ともに10%を超えている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × × 

4 × × ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.



問16 次の文は、わが国の保育制度に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。

1 保育所は、「社会福祉法」に定める第一種社会福祉事業である。

2 学校法人による保育所の設置は認められていない。

3 すべての保育所は、都道府県の認可を受けなければ開設することはできない。

4 保育所が、入所していた児童の就学の際に保育所児童保育要録を小学校へ送付することは、個人情報保護の観点から固く禁じられている。

5 市町村は、保育所に入所する児童を選考する場合には、母子家庭等の福祉が増進されるように特別の配慮をしなければならない。

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問17 次のうち、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」において、「配偶者からの暴力」として認められるものを○、そうでないものを× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 外国人の妻に対する夫からの暴力。

B 離婚によって民法上配偶者でなくなった夫からの引き続き加えられる暴力。

C 婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者からの暴力。

D 女性配偶者からの暴力。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ × × 

3 ○ × ○ × 

4 × × ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問18 次の文は、発達障害児の支援等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 発達障害児に療育手帳を交付することが「児童福祉法」により規定されている。

B 発達障害者支援センターは、18 歳以上の発達障害者に関する相談等が行われる機関であり、発達障害児に関する相談は受け付けていない。

C 市町村は、「母子保健法」に規定する健康診査を行うに当たり、発達障害の早期発見に十分留意しなければならない。

D 市町村は、保育の実施に当たっては、発達障害児の健全な発達が他の児童と共に生活することを通じて図られるよう適切な配慮をするものとされている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ × × ○

3 × ○ ○ × 

4 × × ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問19 次の文は、わが国の里親制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 配偶者のない者は、それを理由として里親として認定されない。

B 里親に委託されている児童は、保育所に入所できない。

C 都道府県は、里親の相談に応じ、必要な情報の提供、助言、研修その他の援助を行わなければならない。

D 里親が一時的な休息のための援助(レスパイト・ケア)を利用する場合、当該児童の再委託先となる実施施設は、里親に限られる。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ ○ × 

3 × ○ × ○

4 × × ○ × 

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問20 次の文は、諸外国の児童家庭福祉に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A フランスでは、公的な保育施設の整備が進んでおり、家庭的な保育に行政が支援を行うような取り組みはほとんど見られない。

B アメリカ合衆国では、社会的養護の下で暮らす子どもたちの最善の利益保障のため、パーマネンシーを重視している。

C オーストリアで誕生した、家庭的な環境の中で要保護児童の養護を展開する「SOS子どもの村(SOS Childrenʼs Villages)」は、日本を含む世界各地でその活動を展開している。

D 家庭訪問型の子育て支援は、日本固有のものではなく、欧米諸国でも展開されている。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ × × 

3 × ○ ○ ○

4 × × ○ ○

5 × × × × 

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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