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保育士 平成25年度
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【保育の心理学(1)】

問1 次の文は、保育実践の過程についての記述である。( A )〜( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

保育所での生活において、「保育所保育指針」第章「総則」に示されている保育の目標を総合的に達成するために( A )を編成し、それを具体化したものが( B )であり、( B )は「年−( C )−月−週−日」ごとに作成され、それに基づいて保育実践がなされる。保育実践は「( D )→ 実践→( E )」のつの過程で実施されるものであり、「実践→( E )」により( D )は改善され、また新たな「実践→( E )」という循環により保育の質の向上が図られる。

【語群】

ア 計画  イ 指導案 ウ 期  エ 省察  オ 指導計画  カ 教育課程  キ 学期  ク 保育課程

(組み合わせ)

 A B C D E

1 カ イ キ ア エ

2 カ オ ウ ア エ

3 ク イ ウ エ ア

4 ク イ キ エ ア

5 ク オ ウ ア エ

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問2 次の【Ⅰ群】の発達の理論と【Ⅱ群】の人名とを結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A 生得的に内在する能力は時期に応じておのずと展開していくと考え、学習ができるようになる心身の準備性があるとした。

B 人は環境からの働きかけの受け手であり、行動は環境からの言語的指示、行動への賞・罰のフィードバックなどにより獲得されるとした。

C 他者の行動およびその結果を観察することによって、自らの行動を変容させたり新しい行動を習得したりするとした。

D 能動性を重視し、同化と調節によってシェマを変容させ、知識を構成していくとした。

E 能動性だけでなく、人とのかかわりを通した学びも重視し、発達の最近接領域への働きかけによって認知的発達がなされるとした。

【Ⅱ群】

ア ゲゼル(Gesell, A.L.)

イ ピアジェ(Piaget, J.)

ウ バンデューラ(Bandura, A.)

エ ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)

オ フェスティンガー(Festinger, L.)

カ バウアー(Bower, T.G.R.)

キ ワトソン(Watson, J.B.)

(組み合わせ)

A B C D E

1 アイウカエ

2 アウイエキ

3 アキウイエ

4 ウアオカキ

5 エオアイカ

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問3 次の文にあてはまる用語として、最も適切な語句を一つ選びなさい。
保育所や幼稚園に通い始めたり、小学校に入学したりなどの人生のイベントや、転居による移動、さらには災害や事故など予想外のできごとによって生じる、その人を取り巻く変化をさす。変化の幅が大きいほどその人の経験する不安や混乱も大きくなる。

1 環境調整

2 環境評価

3 環境教育

4 環境構成

5 環境移行

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問4 次の文は、子どもの認知的発達についての記述である。( A )〜( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

・子どもが、雷が鳴っているのを「空が怒っている」と表現したりすることを( A )とよび、これをピアジェ(Piaget, J.)は自他が未分化なためであるとした。

・目の前にない物を、別の物で表現することは( B )とよばれ、想像力やことばの発達の基礎をなすと考えられる。

・ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)によると、活動に熱中している時に発する子どもの「ひとりごと」は、思考のための言葉、つまり( C )への移行途中のものである。

・乳児が自分のおもちゃなどの、見えなくなった物を探したりするようになる背景の一つには、( D )の理解がある。

【語群】

ア 顔認識  イ アニミズム ウ 内言エ物の永続性  オ 保存の概念  カ 象徴機能  キ 外言  ク 言語機能

(組み合わせ)

 A B C D

1 ア カ ウ エ

2 ア ク キ オ

3 イ カ ウ エ

4 イ カ キ オ

5 イ ク キ エ

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問5 次の文は、アタッチメント(愛着)についての記述である。( A )〜( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

乳児が身近な特定の他者との間に結ぶ情愛的な関係を( A )は「アタッチメント(愛着)」とよび、その相手となる特定の他者を「愛着対象」とした。乳児は愛着対象を( B )として、探索活動を盛んに行うようになる。一方、アタッチメント(愛着)が形成されると、見知らぬ人を緊張してじっと見たり、見知らぬ人に抱かれると泣き出したりすることもみられる。これを( C )という。

語群】

ア 安全基地  イ 引っ込み思案  ウ アジトスペース  エ ギブソン(Gibson, J.J.) オ 人見知り  カ ボウルビィ(Bowlby, J.)

(組み合わせ)

 A B C

1 エ ア イ

2 エ ウ オ

3 カ ア オ

4 カ ウ イ

5 カ ウ オ

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問6 次の文は、乳児の他者との関わりについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳児は、他児の泣き声を聞いて、つられて泣くことがある。発達心理学では、これを情動伝染とよぶ。

B 乳児は、養育者の顔、特に目をじっと見つめるようになる。発達心理学では、これをアイ・コンタクトとよび、二者の関係形成の指標として重視している。

C 乳児は日常生活において、大人の働きかけに合わせて自分の身体を動かすことがある。発達心理学では、これを社会的参照とよぶ。


(組み合わせ)

  A B C

1 ○ ○ ○

2 ○ ○ × 

3 ○ × × 

4 × ○ ○

5 × × ○

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問7 次の文は、自己と他者の関係についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 自己中心性を脱し、他者の視点から物事を考えることができる能力を役割取得という。

B 表情などから他者の感情を推測し、その感情を共有することを共感性という。

C 外的報酬などを期待せずに相手のためになることを、自発的に行う行動を向社会的行動という。

D ある集団に属し、自分は集団の一員であると確かに感じていることを帰属意識という。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ × ○ × 

3 ○ × × ○

4 × ○ × × 

5 × × ○ × 

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問8 次の文は、生涯発達理論についての記述である。この理論を提唱した人物として正しいものを一つ選びなさい。
生涯発達心理学の観点として、①個体の発達は生涯にわたる過程であること、②発達は全生涯を通じて常に獲得(成長)と喪失(衰退)とが相互に関連しあって共在する過程であること、③個体の発達は歴史的文化的条件の影響を受けること、などを主張し発達について新たな視点をもたらした。


1 キャンポス(Campos, J.J.)

2 バルテス(Baltes, P.B.)

3 ローレンツ(Lorenz, K.)

4 ブラゼルトン(Brazelton, T.B.)

5 ギブソン(Gibson, E.J.)

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問9 次の文は、老年期の発達についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A エリクソン(Erikson, E.H.)によると、老年期の発達課題は「統合対絶望」である。

B アイデンティティの再構築は、老年期特有のものである。

C 知的能力の低下を防ぐために、日常生活で知的活動を行うことが有効である。

(組み合わせ)

  A B C

1 ○ ○ × 

2 ○ × ○

3 × ○ ○

4 × ○ × 

5 × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問10 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Q保育園の砂場でRちゃんとSちゃんが近くでそれぞれにお団子をつくって遊んでいます。しかし、人の間でのやりとりはみられません。その傍らにいるTちゃんは、その様子をじっと見つめています。

【設問】
( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
パーテン(Parten, M.B.)が示した遊びの参加形態によると、RちゃんとSちゃんのような遊びの形態は( A )といい、それぞれが役割や仕事の分担を明確にして遊ぶ( B )とは異なる。また、Tちゃんのような参加形態を( C )とよんだ。


(組み合わせ)

   A    B   C

1 平行遊び 協同遊び 傍観

2 平行遊び 連合遊び 一人遊び

3 平行遊び 連合遊び 傍観

4 連合遊び 協同遊び 傍観

5 連合遊び 協同遊び 一人遊び

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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