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保育士 平成25年度
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【子どもの食と栄養(1)】

問1 次の文は、子どもの朝食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、「1−6歳」の朝食の欠食率は、男性女性ともに、3%を下回っている。

B 「平成21 年国民健康・栄養調査報告」によると、朝食の欠食率が最も高いのは、男性女性ともに、「30− 39 歳」である。

C 脳は、通常はたんぱく質だけをエネルギー源として利用する組織なので、朝食欠食によるたんぱく質不足は、集中力の低下を招く。

D 子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動として、「『早寝早起き朝ごはん』国民運動」(平成18 年)が、官民連携により展開されている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問2 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」における子どものエネルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 1日当たりのエネルギー消費量(総エネルギー消費量)は、基礎代謝量、身体活動に伴うエネルギーなどで構成されるが、それに加えて、成長期である小児・乳児では、自己の成長に必要な組織増加分に相当するエネルギー(エネルギー蓄積量)と、その形成のためのエネルギーが必要である。

B エネルギーの食事摂取基準は、乳児期では、0~5(月)と6~11(月)として示されている。

C エネルギーの食事摂取基準は、幼児期では、身体活動レベルⅡが示されており、1~2(歳)と3~5(歳)のいずれも、男性の方が女性よりも多い。

D エネルギーの食事摂取基準は、6~7(歳)以上の年齢において、身体活動レベルⅠ、Ⅱ、Ⅲの3区分となっている。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ ○

4 ○ × × ○

5 × ○ ○ × 

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問3 次の文は、糖質に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(1)( A )は、糖類の構成成分として重要な単糖類であり、血液中にも存在する。

(2) ( B )は、( C )と( D )が結合したもので、一般に砂糖とよばれている。

(3)グリコーゲンは、肝臓や筋肉に含まれる( E )である。

【語群】

ア ガラクトース  イ ブドウ糖(グルコース)  ウ 果糖(フルクトース)   エ 麦芽糖(マルトース)  オ ショ糖(スクロース)   カ 単糖類  キ 二糖類  ク 多糖類

(組み合わせ)

  A B C D E

1 ア エ イ ウ ク

2 ア オ ア イ キ

3 イ エ ア イ キ

4 イ オ イ ウ ク

5 ウ エ イ ウ カ

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問4 次の文は、たんぱく質に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 構成元素として炭素(C)、酸素(O)、水素(H)のほかに、必ず窒素(N)を含む。

B 酵素やホルモンの材料となる。

C 骨格を形成している。

D 胃で消化が完了し、小腸では消化されない。

E 血液中において、酸素を運搬するたんぱく質は、ミオグロビンである。

(組み合わせ)

1 A C

2 A D

3 A E

4 B C

5 D E

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問5 次の文は、乳汁栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 母乳中の感染抑制物質のうち、免疫グロブリンの大部分を占める免疫グロブリンG(IgG)は、初乳に特に多く含まれ、新生児の感染予防に大きな役割を果たしている。

B 母乳中のオリゴ糖は、ウェルシュ菌の増殖を促進する。ウェルシュ菌の作用によって腸内が酸性に傾き、腸内の病原菌の繁殖が抑えられる。

C 「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(WHO/FAO共同作成)に沿い、調乳のポイントとして、「乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。(12ケ月以下の乳児を対象)」があげられる。

D 育児用ミルクには、脂肪酸の一種であるタウリンが添加されている。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ ○

4 × × ○ × 

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問6 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 離乳の開始とは、初めてドロドロした食物を与えた時をいう。その時期は生後4か月になった頃が適当である。

B 離乳の開始では、母乳やミルクは飲みたいだけ飲ませる。

C 調味について、離乳の開始頃では調味料は必要ない。

D 生後9か月から11か月頃の〈食べ方の目安〉のひとつに、「食事のリズムを大切に、1日3回食に進めていく。」が示されている。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ × × 

2 ○ × ○ × 

3 × ○ ○ ○

4 × ○ × ○

5 × × ○ × 

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問7 次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 朝・昼・夕の三度の食事を規則的にして、間食は時間と量を決めて与えるようにする。

B 間食は、発育・発達状況や生活状況等に応じて、1日全体の概ね10~20%程度の量を目安にする。

C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)では、子ども(1歳)の食事量の目安は、主食、副菜、主菜をそれぞれ成人の1/2弱程度としている。

D 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」では、1~2歳と3~5歳の脂肪エネルギー比率(%エネルギー)は、男性女性ともに、20以上30 未満とされている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ × 

4 ○ × × ○

5 × × ○ × 

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問8 次の文は、幼児期の摂食機能と食行動に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 12~18 か月頃は、手づかみ食べが上手になるとともに、食具を使った食べる動きを覚える。

B おおむね2歳では、基本的運動機能や指先の機能が発達する。それに伴い、食事など身の回りのことを自分でしようとする。

C 最初の永久歯の萌出は、3歳頃である。

D 幼児期には、睡眠、食事、遊びといった活動にメリハリが出てくるので、一生を通じての食事リズムの基礎を作る重要な時期になる。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ × 

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ × 

4 × ○ × ○

5 × × ○ ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問9 次の文は、学校給食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「学校給食法」では、学校給食の目標の一つに、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。」をあげている。

B 「学校給食法」において、「学校給食」とは、学校給食の目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童又は生徒に対し実施される給食をいう。

C 学校給食の食事内容については、地場産物や郷土に伝わる料理を積極的に取り入れ、児童生徒が郷土に関心を寄せる心を育むとともに、地域の食文化の継承につながるよう配慮する。

D 学校給食の調理方式には、自校の調理室で自校分を調理する単独調理場方式と、共同調理場で複数校分を調理する共同調理場方式がある。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ × ○ × 

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ○

5 × × ○ × 

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問10 次の文は「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」における学童期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 体重1kg 当たりの基礎代謝量である基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)は、男性女性ともに、6~7歳のほうが3~5歳よりも高い値である。

B 8~9歳では、たんぱく質の食事摂取基準(推奨量:g/日)は、男性のほうが女性よりも多い。

C 10~11 歳では、男性と女性のカルシウムの食事摂取基準(推奨量:mg/日)は、同じである。

D 脂質の食事摂取基準(脂肪エネルギー比率:%エネルギー)は、男性女性ともに、年齢が高くなるにつれて多くなり、10~11 歳では、25以上35 未満とされている。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ × ○

2 ○ ○ × × 

3 ○ × ○ × 

4 × ○ × ○

5 × × ○ × 

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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