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介護の基本(3)


問題 25 Eさん(75歳,男性)は,軽度の認知症(dementia)がある。 Eさんは息子のFさん(48歳)と二人暮らしである。Fさんは働きながらEさんの介護をし,朝早く出勤し夕方に戻る生活のため,訪問介護(ホームヘルプサービス)の利用を始めた。 Fさんと近所の人たちとの交流はない。先日, Eさんが日中近所でトラブルを起こして,住民が警察に苦情を言った。
 この時点での,サービス提供責任者の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 住民が警察に苦情を言ったことを批判し,住民の意識を変える。

2 介護支援専門員(ケアマネジャー)に連絡し,見守り活動などを行っている近所の人たちの協力を得る。

3 Fさんの同意はないが, Fさんの勤務先をボランティアセンターに知らせておく。

4 住民への働きかけより,専門職の研修の方が重要であると考え,訪問介護員(ホームヘルパー)に研修会への参加を促す。

5 Eさん親子の状況を福祉事務所に連絡し,対応を任せる。

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題 26 「介護休業制度」に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。

1 介護休業とは,10週間以上要介護状態が続いている家族を介護するためのものである。

2 介護休業は,家族1人について,通算して31日の期間を限度とする。

3 介護休業の対象となる家族には,別居の祖父母が含まれる。

4 要介護状態にある家族を1人介護する場合,1年度に5労働日を限度に,介護休暇を取得することができる。

5 要介護状態にある家族の通院の付添いに,介護休暇を使うことはできない。

(注)「介護休業制度」とは,「育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」に基づく制度である。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題 27 地域密着型サービスに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 営利を目的とする事業者の参入が制限されている。

2 サービス付き高齢者向け住宅は,地域密着型サービスの1つである。

3 小規模多機能型居宅介護事業者は,運営推進会議を設ける。

4 居宅サービスの中に位置づけられている。

5 2012年(平成24年)の制度改正で,夜間対応型訪問介護が新設された。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題 28 介護サービス提供の場に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 都市型軽費老人ホームは,定員20人以下の施設である。

2 介護老人保健施設は,最後まで住み続けることを目的とした施設である。

3 地域密着型特定施設入居者生活介護は,定員29人以下の特別養護老人ホームのことである。

4 介護老人福祉施設は,厚生労働大臣の許可を受けた施設である。

5 小規模多機能型居宅介護は,施設サービスに含まれる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    
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