人間と社会
介護
こころとからだのしくみ
総合問題
問題 69 ハヴィガースト(Havighurst, R.)の示した児童期(中期児童期)の発達課題に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。
1 排池(はいせつ)のコントロールを習得する。
2 読み書き計算などの基礎的技能を習得する。
3 両親や他の大人たちから情緒面で自立する。
4 善悪の区別を習得する。
5 社会的に責任のある行動をとる。
問題 70 Aさん(81歳,女性)は,3か月・前に夫を亡くした。「最近,夜眠れない」と訴えるようになった。意識はしっかりしているが,ベッドで横になっていることが多くなっている。Aさんが現在の状況になったきっかけとして,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1 せん妄
2 妄想
3 感情失禁
4 喪失体験
5 老性自覚
問題 71 Bさん(82歳,男性)は,大企業の営業部長を務めていたが,退職した後も会社のことをいつも気にしている。足が少し不自由なので長男が同居を勧めているが,世話になりたくないと拒否している。 Bさんは,自分の庭で野菜を作っている。地域との交流はほとんどない。 ライチャード(Reichard, S.)の老年期における人格の 5類型のうち, B さんに相当するものとして,正しいものを 1つ選びなさい。
1 円熟型
2 安楽椅子(あんらくいす:ロッキングチェアー)型
3 装甲(自己防衛)型
4 憤慨(外罰)型
5 自責(内罰)型
問題 72 流動性知能に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。
1 新しい場面に適応するときに要求される問題解決能力である。
2 学校教育などの環境条件の影響を受けやすい。
3 生活習慣や訓練によって維持することが可能である。
4 60歳代が最も高く,80歳代以降に低下する。
5 過去の人生経験の蓄積によって形成される。