人間と社会
介護
こころとからだのしくみ
総合問題
問題 65 評価に関する次の記述のうち,適切なものを 1つ選びなさい。
1 利用者本人には,評価を伝えない。
2 利用者の反応の評価はしない。
3 計画を立てたが実施しなかったものは,評価はしない。
4 目標が達成されれば,評価はしない。
5 他の利用者の目標達成度と比較した評価はしない。
問題 66 Nさん(80歳,男性)は,3か月前に肺炎(pneumonia)で2週間入院をし,杖歩行(つえほこう)となった。 Nさんは,自宅で一人暮らしをしているが,週2回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けることになった。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問すると,部屋の中は衣服やごみなどが散乱しているが,「面倒だ」と言って片づけようとしない。 Nさんの自宅のようすを観察したときの,客観的情報の記録として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1 部屋は衣服やごみが散乱していて汚い。
2 部屋は衣服やごみが散乱しているが,片づけようとしない。
3 部屋は衣服やごみが散乱していて,転倒の可能性がある。
4 片づけることが嫌いなので,部屋は衣服やごみが散乱してぃる。
5 部屋は衣服やごみが散乱していて,生活しづらそうである。
問題 67 Sさん(87歳,男性)は,介護老人福祉施設に入所している。下肢筋力の低下によって,歩行時につまずいたり,ふらついたりするようすが見られる。 Sさんは「できるだけ歩いて生活し続けたい」と望んでいて,この希望に基づいて長期目標が設定された。また,短期目標は「転倒しない」と設定された。 この長期目標・短期目標に応じた支援内容・方法として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1 居室の床にセンサーマットを敷く。
2 職員と施設内を散歩する。
3 車いすを使用する。
4 歩行時にはスリッパを履く。
5 日中は居室で過ごす。
問題 68 チームアプローチ(team approach)に関する次の記述のうち,適切なものを 1つ選びなさい。
1 他のチームメンバーの役割は,知らなくてよい。
2 医療職は,チームアプローチ(team approach)を主導する。
3 チームメンバーの人数は,決まっている。
4 利用者は,チームアプローチ(team approach)の中心である。
5 ボランティアは,チームメンバーにはなれない。