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保育士 平成23年度
問題詳細№

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【小児保健】

問1 次の文は、乳幼児の発育・発達の評価に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。

1 乳幼児の身体発育評価の指標として一般的に使われているのは、平成12年厚生省による調査の乳幼児身体発育値をもとにしたパーセンタイル値である。

2 肥満度は、学童期以降の体格を評価するのに用いられることもある。

3 カウプ指数は、主に幼児期に安定しているので、栄養状態を知るために便利な体形指数である。

4 DENVERⅡスクリーニング検査は、成長評価を行うための検査の代表的なものである。

5 発達の評価は、それぞれの子どもの発達の問題を知るだけでなく、発達の特徴を理解し、適切な保育を行うために実施する。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問2 次の文は、健康な乳幼児の発達に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 生後3〜4か月頃、たて抱きで頭がぐらつかなくなる。

B 生後6〜7か月頃、何かにつかまって一人で立ち上がれるようになる。

C 生後9〜10か月頃、一人で走れるようになる。

D 生後1歳頃、円を描けるようになる。

E 生後3歳頃、三輪車をこいで動かすことができるようになる。


(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 A E

4 B D

5 C E

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問3 次の文は、平成20 年の日本の「人口動態統計」に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。

1 妊産婦死亡率は、出産10万対9.2、出生10万対9.6であった。

2 乳児死亡率は、出生千対2.6であった。

3 合計特殊出生率は、1.66であった。

4 出生数は、1,314,006人であった。

5 全人口は、前年比約50万人の増であった。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問4 次の文は、「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の4「健康及び安全の実施体制等」の一部である。( A )〜( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(1)全職員が健康及び安全に関する共通理解を深め、適切な( A )と( B )の下に年間を通じて計画的に取り組むこと。

(2)取組の方針や具体的な活動の企画立案及び保育所内外の( C )の業務について、専門的職員が担当することが望ましいこと。栄養士及び看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かして業務に当たること。

(3)( D )と常に密接な連携を図るとともに、保育所全体の方針や取組について、周知するよう努めること。

(4)市町村の支援の下に、地域の関係機関等との日常的な( E )を図り、必要な協力が得られるよう努めること。


(組み合わせ)

  A   B   C     D    E

1 連絡  実行  連携    嘱託医  協力

2 連絡  協力  協力体制  嘱託医  連絡調整

3 分担  協力  連絡調整  保護者  連携

4 分担  実行  協力体制  嘱託医  連絡

5 対応  分担  連絡調整  保護者  協力

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問5 次の文は、生後3か月児の健診で頭囲が大きめであることを指摘された時の乳児の頭囲に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。

1 他の身体計測値(体重、身長、胸囲)も大きめであれば、身体的にバランスがとれているので心配ないことが多い。

2 頭囲のみ特に大きめであれば、脳腫瘍や水頭症の可能性があり、早期診断・早期治療が大切である。

3 頭囲が大きめであれば、1週間に1回くらい頭囲を測定して急に大きくならないことを確かめたい。

4 必要に応じてCTスキャンなどの検査を行うことがある。

5 新生児仮死の後遺症としての脳性まひでは、頭囲が大きくなる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問6 次の文は、脳の発育・発達に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。

1 脳幹は、生命の維持に必要な心臓、呼吸、体温調節などの機能をつかさどっており、出生時にほぼ完成している。

2 脳の重量は、生後急速に増加して、3歳で成人の約80%、6歳で約90%に達する。

3 乳幼児期の脳の重量の増加は、主として脳神経細胞の数の増加による。

4 脳神経細胞からでている突起(軸索)は、情報の受け渡しを担っている。

5 軸索は、髄鞘形成によって、情報をより早く、より正確に伝えるようになる。

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問7 次の文は、乳幼児の生理機能の発達と保育に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。

1 乳幼児では、成人と比べて体重当たりの体表面積が大きいため、低体温になりやすいので、成人より1枚以上多めの衣服を着せるように心がける。

2 3か月頃までの乳児では、鼻呼吸が中心であるため、鼻孔をふさがないように注意する。

3 脈拍数は、年齢が低いほど多く、乳児では150を超えるのが普通である。

4 乳幼児では、成人に比べ体水分量が多く、乳児では約70%、幼児でも約60%であるため、乳児の1日の体重1kgあたりの必要水分量は、成人の約2倍である。

5 母親から受け継いだ受動免疫は1か月頃でなくなるので、自身で免疫物質をたくさん産生できるようになるまでは、人ごみへの頻繁な外出はさけるようにする。

解答:設問の不具合につき全問正解です。


問8 次の文は、人の免疫系に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。

1 免疫系は、外界からの侵入物を排除したり、体内にできる異物を処理したりして、生体の防御機構に関与している。

2 免疫系が働くことによって、生体にとって必ず有利な結果をもたらす。

3 麻しんなどに罹り、そのウイルスを免疫系が記憶すると、再度感染しても速やかにウイルスを処理するため、通常二度と麻しんなどに罹らない。

4 もともとは自分の細胞であっても、がんのようにその性状を変化したものに対して、免疫系はそれを排除する。

5 免疫系を構成する成分は、おおまかにマクロファージ、リンパ球、好中球などの細胞成分と、抗体や補体などの液性成分からなる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問9 次の文は、小児の生活習慣病予防のための食生活や食習慣に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。

1 料理を大皿に盛るのは避け、各自の必要な分を適切に食べられるようにする。

2 外食や加工食品は、栄養や味のバランスを考えて食事の中に適宜取り入れる。

3 塩分をひかえ、食材のおいしさを生かして、薄味に慣れさせる。

4 朝食、昼食、夕食、おやつなど、毎日ほぼ決まった時間に食べるようにする。

5 年少児では、家族や仲間と一緒に食べると集中できないので、なるべく一人で食べさせる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問10 次の疾患は、節足動物媒介感染症である。「蚊」が媒介しない感染症の組み合わせを一つ選びなさい。

A マラリア

B デング熱

C ライム病

D 西ナイル熱

E 発疹チフス

(組み合わせ)

1 A C

2 A D

3 B D

4 B E

5 C E

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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