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保育士 平成24年度
問題詳細№

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【保育原理】

問1 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の一部として、不適切な記述を一つ選びなさい。

1 各保育所は、この指針において規定される保育の内容に係る基本原則に関する事項等を踏まえ、各保育所の実情に応じて創意工夫を図り、保育所の機能及び質の向上に努めなければならない。

2 保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。

3 保育所は、入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め、子どもと保護者の安定した関係に配慮し、保育所の特性や保育士等の専門性を生かして、その援助に当たらなければならない。

4 保育所保育は、幼児期の特性を踏まえ、環境を通して行うものであることを基本とする。このため保育士は幼児との信頼関係を十分に築き、幼児とともによりよい保育環境を創造するように努めるものとする。

5 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問2 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の4「保育所の社会的責任」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・保育所は、子どもの( A )に十分配慮するとともに、子ども一人一人の( B )を尊重して保育を行わなければならない。

・保育所は、地域社会との交流や連携を図り、保護者や地域社会に、当該保育所が行う( C )の内容を適切に説明するよう努めなければならない。

・保育所は、入所する子ども等の( D )を適切に取り扱うとともに、保護者の( E )などに対し、その解決を図るよう努めなければならない。

(組み合わせ)

 A    B   C     D    E

1 ニーズ   個性  支援    記録   不安

2 人権    人格  保育    個人情報 苦情

3 実態    発達  生活    権利   問題

4 最善の利益 生活  保育    意見   意向

5 ニーズ   主体性 養護と教育 自発性  要望

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問3 次の文は、倉橋惣三についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 幼児生活の価値を認め、幼児の生活を保障することの必要性を提唱した。

B 幼児の生活を「さながらにしておく」ことが大切であるとし、そこでの幼児の自発生活を尊重した。

C 『幼稚園雑草』『育ての心』『幼児教育書簡』など多数の著作がある。

D 1917(大正6)年、東京女子高等師範学校附属幼稚園の主事になり、後に日本の幼児教育界の理論的指導者となった。

E 1936(昭和11)年、保育問題研究会を結成し、その会長を務めた。

(組み合わせ)

A B C D E

1 ○ ○ ○ × ×

2 ○ ○ × ○ ×

3 ○ ○ × × ○

4 ○ × ○ ○ ○

5 × ○ ○ ○ ×

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問4 次の文は、保育の発展に寄与した人物とその主な功績についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A コダーイ(Kodály,Z.)は、ハンガリーの作曲家である。民族音楽による音楽教育「コダーイ・システム」を創始し、子どもの内面を育て、人間形成をはかろうとした。

B オーベルラン(Oberlin,J.F.)は、フランスにおいて、放任されていた子どもたちのための教育を始めた。このうちの幼児学校(幼児保護所)では、子どもの保護のみならず、楽しく遊ぶことや教育も実施されたが、国外に影響を及ぼすことはなかった。

C ルソー(Rousseau,J.-J.)は、フランスの啓蒙思想家であり新教育運動の先駆者である。社会中心主義を基本原理とする『エミール』を著した。

D フレーベル(Fröbel,F.W.)は、ドイツの教育者である。世界で最初の幼稚園を創設した彼の哲学的な人間教育に根ざした幼稚園教育は世界の幼児教育界に大きな影響を与えた。

E エレン・ケイ(Key,E.)は、スウェーデンの女性解放運動家であり教職に就く傍ら多くの著作を世に出した。代表作に『児童の世紀』がある。

(組み合わせ)

A B C D E

1 ○ ○ ○ × ×

2 ○ ○ × × ○

3 ○ × × ○ ○

4 × ○ ○ × ○

5 × × ○ ○ ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問5 次の文は、2008 年に「児童福祉法」に法定化された家庭的保育事業についての記述である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・家庭的保育事業とは、乳児又は幼児であって、( A )が「児童福祉法」第24条第1項に規定する児童に該当すると認めるものについて、( B )の居宅その他の場所において、( B )による保育を行う事業をいう。

・家庭的保育事業を実施するにあたっては( C )が策定され、そこには( B )の( D )や( E )が定められている。(組み合わせ)

 A    B       C       D   E

1 市町村  家庭的保育者  ガイドライン  要件  研修

2 県    保育士     法律      資格  条件

3 県    家庭的保育者  ガイドライン  要件  研修

4 市町村  保育士     規程      資格  条件

5 国    保育士     法律      資格  要件

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問6 次の文は、「子どもの最善の利益」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 1922年の「世界児童憲章」には「子どもの最善の利益」という記述がある。

B 「子どもの最善の利益」という言葉が普及するようになったのは、「児童の権利に関する条約」が国際連合で採択された年に、同時に日本も批准してからである。

C 「児童の権利に関する条約」は第6条ですべての子どもが生命に対する固有の権利を有することを認め、子どもの生存及び発達を可能な最大限の範囲において確保することを定めている。

D 1999年改訂(2000年施行)の「保育所保育指針」において、「乳幼児の最善の利益」という言葉が取り入れられた。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ×

3 ○ × × ○

4 × × ○ ○

5 × × ○ ×

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問7 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」の一部として、不適切な記述を一つ選びなさい。

1 子どもは、大人によって生命を守られ、愛され、信頼されることにより、情緒が安定するとともに、人への信頼感が育つ。

2 子どもは、子どもを取り巻く環境に主体的に関わることにより、心身の発達が促される。

3 子どもは、大人との信頼関係を基にして、子ども同士の関係を持つようになるが、身体的な発達及び知的な発達、情緒的、社会的及び道徳的な発達は大人との関わりを通して促されることが多い。

4 乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。

5 乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問8 次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」のウ「障害のある子どもの保育」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

(ア) 障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの( A )や障害の状態を把握し、適切な( B )の下で、障害の ある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。また、子どもの( C )に応じ た保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成するなど適切な対応を図ること。

(イ)  保育の展開に当たっては、その子どもの発達の状況や日々の状態によっては、( D )にとらわれず、柔軟に保育したり、職 員の連携体制の中で個別の関わりが十分行えるようにすること。

(ウ) 家庭との連携を密にし、保護者との相互理解を図りながら、適切に対応すること。

(エ) 専門機関との連携を図り、必要に応じて( E )。

(組み合わせ)

 A     B   C   D      E

1 発達過程  指導  能力  障害の程度  情報を提供すること

2 家庭の状態 援助  状況  集団     助言等を得ること

3 発達過程  関係  個性  障害の程度  家庭に知らせること

4 家庭の状態 環境  個性  指導計画   情報を提供すること

5 発達過程  環境  状況  指導計画   助言等を得ること

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問9 次の文は、保育制度の歴史に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 明治32(1899)年に、文部省は「幼稚園保育及設備規程」を公布し、幼稚園の保育目的、編制、組織、保育内容、施設設備に関して、国として最初の基準を定め、入園対象の年齢、保育時間、保姆1人あたりの幼児数等を規定した。

B 「幼稚園令」は、わが国の幼稚園に関する最初の勅令として、大正15(1926)年に公布された。そこでは、幼稚園の目的を「家庭教育を補う」とし、入園児は5歳児に限定されていた。

C 昭和38(1963)年に、文部省と厚生省の連名で「幼稚園と保育所との関係について」という通知が出された。

D 昭和40(1965)年に、厚生省は、保育所における独自の保育内容を明らかにしたものとして「保育所保育指針」を発表した。3歳以上の保育内容としては、幼稚園と同じ5領域が設定されていた。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ ×

4 × ○ ○ ○

5 × × ○ ×

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問10 次のある保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
K君(4歳4か月)は、R君(5歳2か月)がクリップで作ったカタツムリをみて自分も作りたくなり、R君にそばにあるクリップを使っていいかどうかを聞いてから、作り始める。しかし思うようにできず、保育士に作り方を書いた紙をだしてもらい、それを見ながら一人で時間をかけて作る。カタツムリができあがった時に、片付けの時間になりカタツムリを片付ける場所を探している。隣でカタツムリを作っていたM君(4歳か月)は、自分の作りかけのカタツムリをさっさともとに戻し片付けてから、K君に「おれが片付けてやる!」といいながら取り上げ、カタツムリをバラバラにする。K君は大声で泣きながら保育士に駆け寄る。

【設問】
「保育所保育指針」に規定される保育の内容に係る事項を基本とした時、この事例において保育士がまず第一に行う対応として適切なものを一つ選びなさい。

1 4歳という年齢を考えて、善悪の区別がついてもいい発達過程であることから、M君に注意することを第一に行う。

2 4歳という年齢を考えて、一生懸命に作ったカタツムリを壊された悲しい気持ちを自分でM君にきちんと伝えるよう、K君に話すことを第一に行う。

3 M君はいつも人の遊びを壊してしまうことがあると感じていたので、M君に壊した理由を聞くことを第一に行う。

4 K君をなだめて、少し落ち着いてからどうして泣いているのかを聞くことを第一に行う。

5 K君とM君を呼んで理由をはっきりさせ、悪いことをしたときは謝るといういつものきまりをM君に伝えて、一貫した対応をとることを第一に行う。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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