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保育士 平成24年度
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【小児栄養】

問11 次の文は、幼児期の発育とカルシウム摂取に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)によると、「咀しゃく機能は、奥歯が生えるにともない乳歯の生え揃う2歳ごろまでに獲得される。」とされている。

B カルシウムは、骨格や歯の形成のために不可欠な栄養素である。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、3~5歳のカルシウムの食事摂取基準(推奨量:mg/日)は、男性女性とも700である。

C 「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、「普通牛乳」は、カルシウムと、カルシウムの吸収を促進するビタミンDが豊富であり、カルシウムの吸収を妨げるリンは含まれていない。

D 「6つの基礎食品」では、牛乳・乳製品は、第1群(類)に分類されている。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 × ○ × ○

4 × × ○ ×

5 × × × ×

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問12次の文は、幼児期の食生活の留意点に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 幼児期には、偏食する、むら食いなど、食行動の変化が起きやすい。

B 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、「偏食する」が最も高率でみられるのは、1歳~1歳6か月未満である。

C 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、「よくかまない」が最も高率でみられるのは、3歳~3歳6か月未満である。

D 虫歯(う歯)を予防するため、規則正しい食事を心がけ、砂糖を多く含む飲食物を与え過ぎないようにするとともに、食後の歯磨きなど、歯の清潔にも配慮する。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ × ○

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ○

4 ○ × × ○

5 × ○ × ×

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問13 次の文は、学童期・思春期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 社会状況の変化に伴い、子どもたちの食の乱れや健康への影響がみられることから、学校は、子どもの食育を進めていく場として大きな役割を担っている。

B 「平成22年度学校保健統計」(文部科学省)によると、女子の痩身傾向児の出現率は、12歳から14歳では、3%台となっている。

C 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、12~14歳のナトリウム(食塩)の食事摂取基準(目標量:g/日)は、男性9.0未満、女性7.5未満と、いずれも18歳以上の年齢区分と同じ量が示されている。

D 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、10~11歳の年齢区分において、鉄の推奨量は、「月経あり」の女性のほうが男性よりも多い。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ○

4 × × ○ ×

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問14 次の文は、「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)の「発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」に関する記述である。「思春期」の内容の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる

B 家族や仲間と一緒に食事づくりや準備を楽しむ

C 食べたい食事のイメージを描き、それを実現できる

D 食べ物や身体のことを話題にする

E 自然と食べ物との関わり、地域と食べ物との関わりに関心をもつ

(組み合わせ)

1 A C

2 A D

3 A E

4 B C

5 B D

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問15 次の文は、各栄養素とそれらが欠乏した場合にあらわれる症状や影響等に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 食物繊維の不足は、腸の蠕動運動低下による便秘の原因となることがある。

B 亜鉛の欠乏症の主な症状として、味覚障害が知られている。

C ナトリウムの欠乏は、壊血病の主な原因となる。

D 鉄はヘモグロビンの構成成分であり、不足によって貧血を招く。

E ビタミンB6の典型的な欠乏症として、夜盲症がある。

(組み合わせ)

1 A C

2 A D

3 B D

4 B E

5 C E

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問16 次の文は、小児期の疾病とその予防あるいは対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳糖を分解する酵素であるラクターゼの欠損や減少等のために乳糖を十分に消化できず、乳糖を含む乳汁を飲むと下痢などの症状を起こす乳児には、乳糖を含まないミルクを与える。

B メープルシロップ尿症は、先天的な糖質代謝異常が原因なので、食事療法として糖質を除去したミルクを与える。

C 食物アレルギーが疑われる場合、保護者のみの判断でアレルゲンとなる食品を除去することによって、子どもの発育・発達に影響を及ぼすことがあるので、除去食の実施については医師の指示を受ける必要がある。

D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める。」としている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × ○ ○

4 × ○ × ×

5 × × ○ ○

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問17 次の文は、障害がある小児の食事調理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 食べやすい形態に調理する際、野菜類を長時間煮込むと、ミネラルの一種であるカロテンは多くが煮汁に溶出するため、煮汁も上手に利用するとよい。

B 食物を飲み込みやすく調節するために、ゼラチンを用いる場合がある。「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、ゼラチンの主成分は、たんぱく質である。

C 硬く歯ごたえのあるもの、口腔内に付着しやすいもの等、噛むことができにくい食品や飲み込みにくい食品は、ミキサーやフードカッターなどを用いて食べやすくなるよう工夫して、可能な限り食べられる食品の幅を広げていくことを心がける。

D 口唇で食物を摂り込む機能や嚥下機能が不十分な場合は、なめらかなペースト状で、とろみのある状態に調理するとよい。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ○

4 × ○ ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問18 次の文は、摂食や嚥下が困難な子どもの食事と食事介助に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 嚥下障害をもつ子どもでは食べ物による窒息が起こりやすく、十分な注意が必要である。

B むせにくく飲み込みやすい食品として、酸味の強い食べ物や飲み物があげられる。

C 誤嚥を防ぐために、子どもの食べる速さに合わせて介助するようにする。

D 食べ物を口へ運ぶ際の一回量は少な目を心がけ、口唇で取りこみやすいように、食べ物はスプーンの先のほうへ乗せるようにする。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ ○ × ×

4 ○ × ○ ○

5 × × × ○

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問19 次の文は、「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の3「食育の推進」の一部である。
( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
 乳幼児期にふさわしい( A )が展開され、適切な( B )が行われるよう、( C )の提供を含む食育の計画を作成し、保育の計画に位置付けるとともに、その( D )及び( E )に努めること。
【語群】

 

ア 保育 イ 養護と教育 ウ 食生活 エ 活動  オ 対応  カ 援助 キ 食事  ク 情報  ケ 保護者への支援  コ 実施 サ 記録 シ 評価   ス 管理   セ 改善


(組み合わせ)

A B C D E

1 ア オ キ サ シ

2 ア カ ク コ セ

3 イ ウ ケ ス セ

4 ウ エ ク コ サ

5 ウ カ キ シ セ

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.


問20 次の文は、児童福祉施設における食事の提供に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(旧児童福祉施設最低基準)」(昭和23年厚生省令第63号)において、「調理は、あらかじめ作成された献立に従つて行わなければならない。ただし、少数の児童を対象として家庭的な環境の下で調理するときは、この限りでない。」とされている。

B 児童養護施設においては、子どもたちの健やかな発育・発達を促す食事の提供、社会的自立に向けた栄養・食生活支援につながる食育を推進することが必要である。

C 「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成22年:厚生労働省)において、1日のうち特定の食事(例えば昼食)を提供する場合は、「生活状況等に特段配慮すべき問題がない場合には、昼食については、1日全体の概ね1/3を目安とし、おやつについては、発育・発達状況や生活状況等に応じて1食の10~20%程度の量を目安とすること。」とされている。

D 「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成22年:厚生労働省)において、食事摂取基準を活用する場合は、「生命の維持、健全な成長、並びに生活活動のためには、適切なたんぱく質量の摂取が最も重要な基盤となる。」とされている。

(組み合わせ)

 A B C D

1 ○ ○ × ○

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ○

4 × ○ × ○

5 × × ○ ×

 
解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.

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