管理栄養士 平成25年度 問題詳細№
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その他の過去問
91 日本人の食事摂取基準(2010年版)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 推定平均必要量(EAR)は、個人が目指す摂取量である。
(2) 目標量(DG)は、摂取すべき最小量である。
(3) 目安量(AI)は、動物実験を根拠に算定する。
(4) 耐容上限量(UL)は、生活習慣病の一次予防を目的として算定する。
(5) 外挿法は、エビデンスがない性・年齢階級の指標の算出に用いる。
92 乳幼児期の身体的変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 身長が出生時の2倍となるのは、2歳頃である。
(2) 体重が出生時の2倍となるのは、1歳頃である。
(3) 頭囲と胸囲が同じとなるのは、4歳頃である。
(4) 乳歯が生え始めるのは、生後6か月頃である。
(5) 大泉門が閉鎖するのは、生後1か月頃である。
93 成長・発達の過程に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 骨格は、乳幼児期と思春期に著しく発育する。
(2) 脳の重量は、6歳で成人の約60%になる。
(3) 尿濃縮力は、l歳で成人と同程度になる。
(4) 胸腺の重量は、思春期以後増加する。
(5) 微細運動の発達は、粗大運動の発達に先行する。
94 妊娠期・授乳期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 血中エストロゲン値の上昇により、乳汁分泌は促進される。
(2) 吸啜刺激は、プロラクチン分泌を低下させる。
(3) オキシトシンは、子宮筋の弛緩を促す。
(4) 日本人の食事摂取基準(2010年版)では、出産後5か月までの泌乳量を400 mL/日としている。
(5) 非妊娠時の体格区分が「ふつう」の妊婦は、妊娠中の推奨体重増加量を7~12 kgとする。
95 妊娠母体の生理的変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 循環血液量は、減少する。
(2) 血液凝固能は、低下する。
(3) 腸管のカルシウム吸収率は、上昇する。
(4) インスリンの感受性は、増大する。
(5) 血中ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)値は、妊娠初期よりも末期に高い。
96 新生児期・乳児期の栄養ケアに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 日本人の食事摂取基準(2010年版)では、人工乳の組成に基づいて目安量(AI)を策定している。
(2) 母乳性黄疸が出現した場合には、母親のカロテン摂取量を制限する。
(3) 二次性乳糖不耐症では、乳糖強化食品を補う。
(4) 新生児頭蓋内出血の予防として、ビタミンEを投与する。
(5) フェニルケトン尿症では、低フェニルアラニンミルクを用いる。
97 離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 卵黄(固ゆで)は、生後5、6か月頃から与える。
(2) 離乳食を1日3回にするのは、離乳開始後1か月頃である。
(3) 手づかみ食べは、摂食機能の発達を促す。
(4) 哺乳反射の減弱は、離乳完了の目安となる。
(5) フォローアップミルクは、育児用ミルクの代替品である。
98 幼児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 体重当たりのたんぱく質維持必要量は、男児が女児より多い。
(2) 1~2歳児の基礎代謝基準値は、3~5歳児より高い。
(3) カウプ指数による肥満判定基準には、男女差がある。
(4) 食事の脂肪エネルギー比率は、30~40%が適当である。
(5) マラスムス(marasmus)では、浮腫がみられる。
99 学童期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) むし歯(う歯)のある児童の割合は、約80%である。
(2) 二次性肥満は、原発性肥満より多い。
(3) ローレル指数は、年齢と共に上昇する。
(4) 痩身傾向児の割合は、年齢と共に増加する。
(5) 日本人の食事摂取基準(2010年版)の身体活動レベル(PAL)は、2区分である。
100 思春期の女子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 思春期発育急進現象(思春期スパート)の開始は、男子より遅い。
(2) 卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、思春期前に比べ低下する。
(3) カルシウム蓄積速度は、思春期前半に最大となる。
(4) 貧血の多くは、巨赤芽球性貧血である。
(5) 神経性食欲不振症は、男子より少ない。