管理栄養士 平成25年度 問題詳細№
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その他の過去問
121 医療と臨床栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 患者が栄養指導を受ける権利をセカンド・オピニオンという。
(2) 居宅療養管理指導は、介護保険制度のもとで行われる。
(3) 後期高齢者医療制度は、65歳以上が対象である。
(4) 入院時食事療養費は、入院基本料に含まれる。
(5) 患者への説明と同意をノーマリゼーションという。
122 診療報酬制度における栄養サポートチーム加算に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) 2000年に新設された。
(2) 経口摂取できる患者は、算定対象にならない。
(3) 管理栄養士は、専従者になることができる。
(4) 療養病棟の患者は、算定対象になる。
(5) 算定患者数は、lチーム1日当たり50人である。
123 傷病者の栄養ケア・マネジメントに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 入院までの経過は、家族歴から読み取る。
(2) 主観的包括的アセスメント(SGA)は、栄養スクリーニングに用いる。
(3) モニタリングは、初回面接で完了する。
(4) 主訴には、過去の手術の有無が含まれる。
(5) 既往歴には、退院時の問題点が整理されている。
124 症候と血液性状の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 口角炎--------------------ビリルビンの増加
(2) 紫斑----------------------血小板の減少
(3) 匙状爪(スプーンネイル)-------アルブミンの減少
(4) 皮膚の黄染-----------------カルシウムの増加
(5) くも状血管腫----------------鉄の減少
125 身体計測とその評価項目の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 上腕筋囲------------------------骨密度
(2) ウエスト周囲長--------------------骨格筋量
(3) 膝高(膝下高)---------------------身長
(4) 肩甲骨下部皮下脂肪厚------------腹水量
(5) クレアチニン身長係数--------------内臓脂肪量
126 経口栄養法が適応できる患者である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) JCS (Japan Coma Scale)が100である。
(2) 嚥下が不可能である。
(3) 上部消化管に閉塞がある。
(4) 胆のうが摘出されている。
(5) 小腸に穿孔がある。
127 経鼻胃管により経腸栄養剤を投与した時に生じた下痢の原因である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 乳糖を含むものを使用した。
(2) 浸透圧の低いものを使用した。
(3) 投与速度を400 mL/時とした。
(4) 投与時の温度を4℃とした。
(5) 前日に溶解したものを使用した。
128 静脈栄養補給法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 末梢静脈栄養補給法で用いる輸液のアミノ酸濃度は、30%である。
(2) 高カロリー輸液基本液には、鉄が含有されている。
(3) 成人では、非たんぱく質熱量/窒素比を700 kcal/gとする。
(4) 中心静脈栄養補給法では、ブドウ糖濃度が20%の輸液を使用できる。
(5) 脂肪乳剤の投与は、1 g/kg標準体重/時とする。
129 栄養ケアのモニタリングと再評価に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) エネルギー投与量の設定には、体温を考慮する。
(2) エネルギー投与量の設定には、身体活動を考慮する。
(3) 高張性脱水症では、舌乾燥がみられる。
(4) 肝予備能は、血清α-フェトプロテイン(AFP)値を用いて評価する。
(5) 飢餓状態患者では、血清リン値を確認する。
130 α-グルコシダーゼ阻害薬とスルフォニル尿素薬を服用している2型糖尿病患者が、通常の4分のlの朝食を摂取した。その2時間後に、血糖値は40 mg/dLを示し、手足のふるえや脱力感をきたした。対処法として正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) インスリン投与
(2) フルクトース投与
(3) グルコース投与
(4) スクロース投与
(5) ラクトース投与