【No.7】コンクリートの配合設計に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)打込みの最小スランプは、打込み時に円滑かつ密実に型枠内に打ち込むために必要な最小のスランプで、鋼材量や鋼材の最小あきなどの配筋条件や施工条件などにより決定される。
(2)スランプ8cm程度のコンクリートを作る場合、粗骨材最大寸法が小さいほど細骨材率を小さくする。
(3)単位水量は、その値が大きくなると材料分離抵抗性の低下、乾燥収縮の増加、コンクリートの品質低下につながるので、作業ができる範囲内でできるだけ小さくなるようにする。
(4)水セメント比は、強度、耐久性、水密性、ひび割れ抵抗性、及び鋼材を保護する性能を考慮してこれらから定まる水セメント比のうちで最も小さい値とする。
|