1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成25年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-21 | 問題22-26 | 問題27-32 |
問題33-37 | 問題38-43 | 問題44-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.1〜No.35 までの35 問題は必須問題ですから全問題を解答してください。


【No.11】工程管理に使われる工程表の種類と特徴に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)ネットワーク式工程表は、1つの作業の遅れや変化が工事全体の工期にどのように影響してくるかを早く、正確にとらえることができる。

(2)グラフ式工程表は、予定と実績の差を直視的に比較でき、施工中の作業の進捗状況もよくわかる。

(3)座標式工程表(斜線式工程表)は、トンネル工事のように工事区間が線上に長く、しかも工事の進行方向が一定の方向に進捗するような工事によく用いられる。

(4)ガントチャートは、各作業のある時点の進捗度合いがよくわかるほか、さらに任意の工事がどの工事の進捗に影響を与えるかということも知ることができる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.12】工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)予定工程曲線が許容限界からはずれる場合は、一般に不合理な工程計画と考えられるので、横線式工程表の主工事の位置を変更し許容限界内に入るように調整する。

(2)実施工程曲線がバナナ曲線の上方限界を超えたときは、工程が進み過ぎているので、必要以上に大型機械を入れているなど、不経済となっていないか検討する。

(3)実施工程曲線がバナナ曲線の下方限界を下回るときは、どうしても工程が遅れることになり、突貫工事が不可避となるので施工計画を根本的に再検討する。

(4)予定工程曲線が許容限界内に入っているときは、S字曲線の中央部分をできるだけ急な勾配になるように初期及び終期の工程を調整する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.13】下図のネットワークで示される工事において、作業A、Bはすべて予定どおり完了したので、工事を開始して5日目の工事が終了した段階で実施中の作業の見直しを行った。その結果、今後、必要な日数としてCは3日、Dは4日、Eは3日それぞれ必要であることがわかった。
次の記述のうち、適当なものはどれか。
ただし、図中のA〜Iは作業内容を、数字は当初の作業日数を表す。

(1)工事は、当初の工期より1日遅れる。

(2)工事は、当初の工期どおり完了する。

(3)工事は、当初の工期より1日早く完了する。

(4)工事は、当初の工期より2日遅れる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.14】建設工事の労働災害の防止対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)過去に発生した労働災害と同様の作業等の災害の発生防止対策としては、工事現場に潜在する危険性又は有害性などの調査(リスクアセスメント)を行い、リスクの軽減措置の検討及び実施をすることが必要である。

(2)車両系建設機械などの事故の防止対策として、あらかじめ使用する機械の種類及び能力、運行経路、作業方法などを示した作業計画を作成し、これに基づき作業することが必要である。

(3)新たに現場に入場する労働者の災害防止対策として、新規入場者教育により、現場状況、規律、安全作業などについて必要事項を十分教育しておくことが必要である。

(4)足場面からの墜落防止対策として、作業床には手すり及び幅木等を設置するが、手すりわくの構造は労働者の墜落防止のために有効な水平材を有するものに限られ斜材を有しないことが必要である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.15】安全作業の確保のために事業者が行う措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。

(1)リース会社から移動式クレーン等を運転者付きで借りた場合は、派遣された運転者の資格または技能があることを確認し、派遣された運転者に指揮系統等を通知する。

(2)作業主任者の指名を必要としない作業を行う場合においても橋梁、足場等の作業で労働者が墜落する危険性のあるときは、作業を指揮する者を指名し、その者に直接作業を指揮させる。

(3)ドラグ・ショベルにクレーン機能を備え付けた機械で吊り上げ作業をさせる場合は、建設機械の主たる用途以外の使用には該当しないので、車両系建設機械の運転資格がある者に作業させる。

(4)携帯できる研削といし(グラインダ)の取替え又は取替え時の試運転の業務を行う者に対しては、安全のための特別教育を行う。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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