1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成25年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-21 | 問題22-26 | 問題27-32 |
問題33-37 | 問題38-43 | 問題44-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.16〜No.49までの34問題のうちから10問題を選択し解答してください。



【No.33】ダムコンクリートの工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)RCD工法は、超硬練りコンクリートをブルドーザで敷き均し、振動ローラで締め固める工法で、打込みは0.75mリフトで3層、1.0mリフトでは4層に分割して仕上げる。

(2)柱状ブロック工法は、コンクリートダムを適当な大きさに分割して施工する工法で、隣接ブロック間のリフト差は、標準リフト1.5mの場合に横継目間で8リフト、縦継目間で4リフ ト以内にする。

(3)CSG工法は、手近に得られる岩石質材料に極力手を加えず、水、セメントを添加混合したものをブルドーザで敷き均し、振動ローラで締め固める工法で、打込み面はブリーディングが極めて少ないことからグリーンカットは必要としない。

(4)ELCM(拡張レヤー)工法は、ブロックをダム軸方向に拡張して、複数ブロックを一度に打ち込み棒状バイブレータ(内部振動機)で締め固める工法で、横継目はその拡張した複数ブロックの30〜45mごとに設ける。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.34】ダムコンクリートの打込みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)モルタルの敷込み厚さは、岩盤表面で2cm、水平打継目で1.5cmを標準とし、モルタルを一度に敷き込む範囲は30分程度でコンクリートを打ち込める範囲とする。

(2)水平打継目に生じたレイタンスの除去は、ダムコンクリートが完全に硬化したことを確認してから圧力水や電動ブラシなどで除去する。

(3)ダムコンクリートの一般部の打込み方向は、材料分離や降雨などによる打止めを考慮してダム軸に平行な方向に打ち込むものとする。

(4)棒状バイブレータ(内部振動機)による有スランプコンクリートの締固めは、棒状バイブレータを鉛直に差込み先端が10cm程度下層コンクリートに入るようにする。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.35】トンネルの山岳工法における支保工の施工管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)鋼製支保工は、地山又は一次吹付けコンクリート面にできる限り密着して建て込み、空隙を吹付けコンクリートなどで充てんし、荷重が支保工に円滑に伝達されるようにする必要がある。

(2)ロックボルトは、十分な定着力が得られるよう、施工前あるいは初期掘削段階の同一地質の箇所で引抜き試験を行い、その引抜き耐力から適切な定着方式やロックボルトの種類などの選定を行う。

(3)吹付けコンクリートは、地山に吹き付けられたコンクリートの強度発現の状態を把握し、特に初期強度よりも長期強度が重要であるので、適切な試験方法を選定して、強度を確認するのが望ましい。

(4)覆工コンクリートは、特に吹上げ方式による施工において、天端部の未充てんを防止するために流動性の確保が必要であり、規定に適合した配合や作業に適したスランプとなるよう十分に管理しなければならない。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.36】トンネルの山岳工法における切羽安定対策工の選定に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)鏡面安定対策工は、最初に鏡ボルトで対処可能か判断し、安定性が確保できない場合は鏡吹付けコンクリートの併用を検討する。

(2)天端安定対策工は、最初にフォアポーリングで対処可能か判断し、ボルト間地山の抜け落ちなどが発生する場合は、一般に注入式フォアポーリングの採用により地山改良が必要となる。

(3)脚部安定対策工は、最初に脚部の皿板の見直しなどに加え脚部吹付け厚の増加で対処可能か判断し、効果が得られない場合はウイングリブ付き鋼アーチ支保工などを選定する。

(4)湧水対策工は、最初に水抜きボーリングで対処可能か判断し、水抜きボーリングで対処が難しいと判断される場合は、水抜き坑、ウェルポイント、ディープウェルを選定する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.37】人工リーフの被覆工・中詰工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)被覆工は、屈とう性を持たす必要があるため、一般に被覆材には十分な質量の自然石やコンクリートブロックが用いられる。

(2)被覆工が大きな間隙を有する場合は、中詰工の表面付近には被覆工との間隙に入り込むよう小さな径を有する中詰材の層を設ける。

(3)被覆工の厚さは、形状不揃いな自然石あるいは丸みを帯びた自然石を使用する場合には自然石の代表径の2〜3倍の厚さとする場合が多い。

(4)中詰工は、多くの場合砂質の海底地盤上に設置されるため、海底面となじみのよい10〜500kg/個程度の自然石を用いる場合が多い。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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