1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成25年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-21 | 問題22-26 | 問題27-32 |
問題33-37 | 問題38-43 | 問題44-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.16〜No.49までの34問題のうちから10問題を選択し解答してください。


【No.22】河川護岸の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)石張り(積み)工の張り石は、その石の重量を2つの石に等分布させるように谷積みでなく布積みを原則とする。

(2)鉄線蛇かごの詰め石の施工順序は、まず石を緩く入れておき、低い方から順次かごを満杯に詰め込んでいく。

(3)護岸部の覆土や寄せ石の材料は、生態系の保全、植生の早期復元、資材の有効利用のため現地発生材を利用する。

(4)かごマットは、現場での据付けや組立作業を省力化するため、かごは工場で完成に近い状態まで加工する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.23】河川護岸の根固工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)捨石工の施工は、土砂の吸出し防止のために表層に大きな石を用い、内側に栗石又は砂礫を目つぶしとして用いる。

(2)かご系の根固工は、屈とう性があり多孔質であるため、河床変動を抑制するとともに水際の多様化にも適している。

(3)根固工と法覆工との間に間隙が生じる場合には、栗石など適当な間詰工を施す。

(4)異形コンクリートブロックの乱積みは、河床整正を行って積み上げるので、水深が深くなると層積みと比較して施工は困難となる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.24】砂防工事現場における施工上の留意事項に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)樹林を伐採する区域では、幼齢木や苗木となる樹木はできる限り保存し、現場の植栽に活用する。

(2)地山掘削に伴う現場発生土は、その工事に極力活用し、できる限り工事区域外へ搬出しないようにする。

(3)現場から発生する余剰コンクリート、コンクリート塊の破片は、渓岸部に深く埋設して工事区域内に処分する。

(4)残土を現場内に仮置きする場合には、降雨などにより土砂が流出しないように表面をシートなどで保護する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.25】渓流保全工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

(1)帯工は、渓床の過度の洗掘を防止するために設けるものであり、原則として、天端高は計画渓床高と同一として落差をつけない。

(2)水制工は、流水や流送土砂をはねて渓岸侵食を防止するとともに、流水や流送土砂の流速を増加させて渓床低下を促進するために設けるものであり、瀬、淵の創出効果も期待できる。

(3)護岸工は、主に渓岸の横侵食を防止するために施工するものであり、渓岸崩壊のおそれのある床固工の袖部には設置しない。

(4)床固工は、渓床堆積物の流出を抑制し、渓床の著しい変動を防止するために設けるものであり、原則として、渓床の連続性を確保するための斜路や魚道などは設置しない。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.26】地すべり防止工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)排土工は、地すべり頭部の土塊を排除し、地すべりの滑動力を低減させるための工法で、その上方斜面の潜在的な地すべりを誘発することのないことを事前に確認した上で施工する。

(2)杭工は、鋼管杭などですべり面を貫いて基盤まで挿入することによって、地すべり滑動力に対して直接抵抗する工法で、杭の根入れ部となる基盤が弱く、地盤反力の小さい場所に適している。

(3)押え盛土工は、地すべり末端部に排水性のよい土を盛土し、地すべり滑動力に抵抗する力を増加させるための工法で、一般に排土工と併用すると効果的である。

(4)アンカー工は、斜面から基盤に鋼材などを挿入し、基盤内に定着させた鋼材などの引張り強さを利用して斜面を安定化させる工法で、特に緊急性が高く早期に効果を発揮させる必要がある場合などに用いられる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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