1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成25年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-21 | 問題22-26 | 問題27-32 |
問題33-37 | 問題38-43 | 問題44-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.16〜No.49までの34問題のうちから10問題を選択し解答してください。


【No.38】離岸堤の施工と効果に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)離岸堤の堆砂効果は、離岸堤の離岸距離が砕波水深より浅い設置水深の場合に堆砂効果が高い場合が多い。

(2)離岸堤の施工順序は、侵食区域の上手側(漂砂供給源に近い側)から設置すると下手側の侵食傾向を増長させることになるので、下手側から着手し、順次上手に施工する。

(3)離岸堤の消波効果は、離岸堤の長さが、離岸堤設置位置での波長の半分より短くなると離岸堤背後に波が回り込み消波効果は低くなる。

(4)護岸と離岸堤を汀線が後退しつつあるところに新設するときは、離岸堤を施工する前に護岸を施工する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.39】水中コンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)一般の水中コンクリートでは、材料分離を少なくするために、粘性の高い配合にする必要があり、適切な混和剤を使用するとともに細骨材率を適度に大きくする必要がある。

(2)水中コンクリートの打込みは、打ち上がりの表面をなるべく水平に保ちながら所定の高さ又は水面上に達するまで、連続して打ち込まなければならない。

(3)水中コンクリートの打込みは、セメントが水で洗い流されないように、一般に重要な構造物には底開き箱や底開き袋を用いて行う。

(4)水中コンクリートの打込みは、水と接触する部分のコンクリートの材料分離を極力少なくするため、打込み中はトレミー及びポンプの先端を固定しなければならない。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.40】ケーソンの曳航・据付工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)長距離曳航の場合には、ケーソンに大廻しをするワイヤーは原則として二重回しとし、大廻しのワイヤーの位置は吃水線より上に取り付ける。

(2)曳航作業は、ほとんどの場合が据付け、中詰、蓋コンクリートなどの連続した作業工程となるため、気象、海象状況を十分に検討して実施する。

(3)港外で長距離曳航をする場合は、天候の急変などが予想され、波浪などによる急激な張力の作用が想定されることから、曳航ロープは長めにするのがよい。

(4)ケーソン据付け時の注水方法は、気象、海象の変わり易い海上での作業であり、できる限り短時間でかつバランスよく各隔室に平均的に注水する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.41】鉄道の砕石路盤の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)路盤の層厚は、不足するとその機能を十分発揮できないため、層厚について十分な管理を行い、設計に対して30mm以上不足してはならない。

(2)路盤表面は、ローラによるわだちの段差などが生じないよう全路盤面を平滑に仕上げ、3%程度の横断排水勾配をつける。

(3)敷均しは、モーターグレーダ又は人力により行い、1層の仕上り厚さが300mm程度になるよう敷き均す。

(4)路盤表面の仕上り精度は、設計高さに対して±25mm以内を標準とし、有害な不陸がないようにできるだけ平坦に仕上げる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.42】鉄道の軌道に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)省力化軌道は、路盤や盛土などの沈下に起因して軌道の変形が生じた場合には、締結装置などで高さ調整を行うことにより補修を行うため、有道床軌道と比較して補修が容易である。

(2)有道床軌道の道床バラストは、まくらぎの荷重を分散して路盤に伝達する機能や軌道の変形が生じた際には突き固めによって軌道の変形を補修する機能がある。

(3)コンクリート路盤上に敷設されるA形スラブ軌道は、高架橋の上あるいはトンネル内を中心として用いられてきたが、剛性の高いコンクリート路盤を設置することにより土構造物上にも適用されている。

(4)アスファルト路盤上に敷設されるRA形スラブ軌道は、比較的短いRA形軌道スラブとアスファルト路盤を用いることで路盤以下の沈下に追随しやすい構造となっている。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No.43】営業線近接工事における保安対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)工事管理者等は、当日の保守用車の足取り、作業・移動区間、防護措置、重量物等の仮置き場などを図示し、監督員へ提出する。

(2)TC型無線式列車接近警報装置の設置区間で作業等を行う場合は、線路内及び営業線に近接する範囲に立ち入る列車見張員に受信機を携帯させ、その内容を従事員全員に口頭で周知させる。

(3)架空線又は地下埋設物に異常を認めた場合は、直ちに施工を中止し列車防護及び旅客公衆等の安全確保の手配をとり、関係箇所へ連絡する。

(4)建築限界内の作業等を計画するとき、線路閉鎖工事手続等によれない場合は、軌道短絡器又は可搬式特殊信号発光機を使用する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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