【No. 3】盛土における基礎地盤の処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)基礎地盤に極端な凹凸や段差があり盛土高さの低い場合は、均一な盛土になるように段差などの処理を施すが、盛土高さが高い場合には盛土面に影響が小さいため段差処理は行わない。
(2)基礎地盤の準備排水は、盛土工で最も大切なもののつであり、原地盤を自然排水可能な勾配に整形し素掘りの溝や暗渠などにより工事区域外に排水する。
(3) 表層に軟弱層が存在している基礎地盤は、盛土基礎地盤に溝を掘って盛土の外への排水を行うことにより、盛土敷の乾燥をはかりトラフィカビリティが得られるようにする。
(4) 基礎地盤の勾配が1:4程度より急な場合には、盛土との密着を確実にするために段切りを行うとともに敷均し厚を管理して十分な締固めを行うことが重要である。 |