【No. 48】小口径管推進工法の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)圧入方式は、誘導管推進時の推進途中で時間をおくと土質によっては推進が不可能となる場合があるので、推進の中途では中断せずに一気に到達させなければならない。
(2)オーガ方式は、粘性土地盤の推進中に先導体ヘッド部に土が付着し先端抵抗力が急増する場合があるので、注水などにより切羽部の土を軟弱にするなどの対策が必要である。
(3) 泥水方式は、透水性の高い緩い地盤に適用する場合、泥水圧が有効に切羽に作用しない場合があるので、切羽の安定をはかるために送泥水の粘性を低くするなどの対策が必要である。
(4) ボーリング方式は、先導体前面が開放しているので地下水位以下の砂質土地盤に適用する場合は補助工法の使用を前提とし、取り込み土量の管理は特に注意しなければならない。 |