1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成24年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35 | 問題36-40 | 問題41-45 | 問題46-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.16〜No.49 までの34問題のうちから10 問題を選択し解答してください。


【No. 41】鉄道盛土の補強土壁に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)盛土補強土壁の施工順序は、一般に基礎工ジオテキスタイル敷設、仮抑え工、盛土工、壁面工の順である。
(2)補強土壁の仮抑え工は、施工時における盛土の安定や壁面工と盛土部の境界面を分離する役割がある。
(3) 壁面工の根入れ深さは、将来地盤面が現状より下がる場合は、盛土側の地盤には将来地盤面まで補強材の配置を行い、それ以深に0.4m以上の根入れを確保すればよい。
(4) 補強土壁の排水工は、壁背面に栗石やクラッシャーランなどで盛土部に排水層を設けるとともに、擁壁と同様に直径60 mm 程度の排水パイプを2~4㎡に1ヶ所程度設ける。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 42】鉄道の省力化軌道用コンクリート路盤の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)コンクリート路盤は、鉄筋コンクリート版と粒度調整砕石層で構成され、鉄筋コンクリート版の役割は軌道から荷重を下部に伝達するとともに、大きな曲げ剛性により変位を抑制するように平坦な路盤面を確保する。
(2)路床の排水層は、切土の場合には設置しないが、盛土の場合には地下水排水のためコンクリート路盤部の粒度調整砕石層の下に排水層を設ける。
(3) コンクリート路盤の粒度調整砕石層の役割は、鉄筋コンクリート版を支持しこれから伝えられる荷重を分散して路床に伝達することで、狭軌用の粒度調整砕石層の厚さは15 cm に仕上げ る。
(4) 軌道スラブの施工及び列車荷重の分散範囲を考慮して決めた構造上必要な鉄筋コンクリート路盤の幅は、狭軌では2.6 m である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 43】営業線近接工事の保安対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)列車の振動、風圧などによって不安定、危険な状態になるおそれのある工事は、列車の接近時から通過するまでの間、施工を一時中止する。
(2)線閉責任者などによる跡確認は、作業終了時に直線部と曲線部を同一寸法の建築限界で建築限界内の支障物の確認をする。
(3) 線閉責任者は、作業時間帯設定区間内の線路閉鎖工事が作業時間帯に終了できないと判断した場合は施設指令員にその旨を連絡し、施設指令員の指示を受ける。
(4) 既設構造物などに影響を与えるおそれのある工事の施工にあたっては、異常の有無を検測しこれを監督員などに報告する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 44】シールド工法におけるセグメントに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)軟弱な地盤におけるシールドのセグメントは、セグメントリングの変形に伴う地盤反力が期待できないため、継手はできるだけ剛な構造とする。
(2)セグメントの組立は、エレクタとスライドジャッキを使用して左右両側に交互に組み立て、最後にスライドジャッキが設置しやすい下部のセグメントを挿入する。
(3) セグメントは、対象とするトンネルの用途や地盤条件に応じて種類を選択するが、合成セグメントは鉄筋コンクリートセグメントと比較して鋼殻の桁高(厚さ)の縮小が期待できる。
(4) コンクリート系セグメントは、完成後の地山外力や推進時の施工荷重を対象に配筋がなされており、運搬時にはこれらと異なった荷重が作用することが考えられるのでつり位置の検討が必 要である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 45】鋼橋の防食に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)塗装は、金属の表面に塗装することにより塗膜を形成し、腐食因子である水、酸素、酸類、塩類などの遮断を目的としており塗装仕様に適合した塗料を使用する。
(2)耐候性鋼材面に補修塗装する場合は、鋼材面に生成された保護性さびをできるだけ残し、一般的には有機ジンクリッチペイントなどを用いて塗装を行う。
(3) 溶融亜鉛めっき面に補修塗装する場合は、溶融亜鉛めっきが残存して防食機能を保持している必要があり、亜鉛が消耗して鋼材が腐食し始めた場合にはめっきで補修する。
(4) 電気防食は、腐食環境下に設置した電極から鋼材に直流電流を通電することにより、腐食電位より低い電位とし腐食を抑制する方法である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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