1級土木施工管理技士 過去問対策



  1級土木施工管理士試験 平成24年度 過去問
午前 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35 | 問題36-40 | 問題41-45 | 問題46-49 | 問題50-55 | 問題56-61
午後 問題1-5問題6-10 | 問題11-15 | 問題16-20 | 問題21-25 | 問題26-30 |
問題31-35

  ※ 問題番号No.1〜No.15 までの15問題のうちから12問題を選択し解答してください。


【No. 11】型枠に作用するコンクリートの側圧に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

(1)スランプが同じコンクリートの場合、コンクリートの温度が低くなるほど、型枠に作用する側圧は大きくなる。
(2)スランプが同じコンクリートの場合、コンクリートの圧縮強度が小さいほど、型枠に作用する側圧は大きくなる。
(3) スランプが同じコンクリートの場合、打上り速度を大きくするほど、型枠に作用する側圧は小さくなる。
(4) 施工条件が同じ条件の場合、コンクリートのスランプを小さくするほど、型枠に作用する側圧は大きくなる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 12】既製杭の支持層の確認と打止め管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)打撃工法では、一般に試験杭施工時に支持層における打当たりの貫入量、リバウンド量などから動的支持力算定式を用いて支持力を推定し、打止め位置を決定する。
(2)プレボーリング根固め工法では、掘削速度を一定に保ち、オーガ駆動用電動機の電流値の変化と地盤調査データと掘削深度の関係を照らし合わせながら支持層の確認をするのが一般的であ る。
(3) 最終打撃を行わない中掘り根固め工法では、掘削速度を一定に保ちオーガモータ駆動電流値のデータから直接地盤強度やN値を算出し支持層の確認をするのが一般的である。
(4) バイブロハンマ工法では、一般に試験杭施工時に支持層におけるバイブロハンマモータの電流値、貫入速度などから動的支持力算定式を用いて支持力を推定し、打止め位置を決定する。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 13】場所打ち杭工法における孔底処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)孔底処理は、基準標高から掘削完了直後の深度と処理後の深度を検尺テープによって計測し、その深度を比較することにより管理ができる。
(2)オールケーシング工法における掘削完了後の掘りくずやスライムは、鉄筋かご建込み後にサクションホースを用いて除去する。
(3) リバース工法では、安定液のように粘性のあるものを使用しないため、泥水循環時に粗粒子の沈降が期待でき、一次孔底処理により泥水中のスライムはほとんど処理できる。
(4) アースドリル工法における一次孔底処理は、掘削完了後に底ざらいバケットで行い、二次孔底処理は、コンクリート打込み直前にトレミーなどを利用したポンプ吸上げ方式により行う。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 14】場所打ち杭工法の掘削土の適正処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)建設汚泥を自工区の現場で盛土に用いるには、特定有害物質の含有量の確認は不要である。
(2)流動性を呈しコーン指数が概ね200 kN/m2以下で一軸圧縮強度が概ね50 kN/m2以下の建設汚泥は、産業廃棄物として取り扱われる。
(3) 脱水や乾燥処理を行った建設汚泥は、粘土やシルト分が多く含まれるが、粗粒分を混合して内部摩擦角を増加させて、更に生活環境の保全上支障のないものは盛土に使用することができる。
(4) 含水率が高く粒子の直径が74ミクロンを超える粒子が概ね95%以上含まれる掘削物は、ずり分離などを行って水分を除去し、更に生活環境の保全上支障のないものは盛土に使用するこ とができる。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    


【No. 15】土留め壁及び土留め支保工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)数段の切りばりがある場合には、掘削に伴って設置済みの切りばりに軸力が増加しボルトに緩みが生じることがあるため、必要に応じ増締めを行う。
(2)腹起しと切りばりの遊間は、土留め壁の変形原因となるので、あらかじめパッキング材などにより埋め、また、ジャッキの取付け位置は腹起しあるいは中間杭付近とし、千鳥配置をさけ同 一線上に配置する。
(3) 遮水性土留め壁であっても、鋼矢板壁の継手部のかみ合わせ不良などから地下水や土砂の流出が生じ、背面地盤の沈下や陥没の原因となることがあるので、鋼矢板打設時の鉛直精度管理が必要となる。
(4) 鋼矢板の打設にアースオーガを併用した場合、鋼矢板周辺の地盤は乱れた状態であり、水みちにより過大な変形を引き起こすことも考られ、貧配合モルタルを注入するなどの空隙処理が必要である。

解答:1. 、2. 、3. 、4.    

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