介護福祉士


人間と社会

介護

こころとからだのしくみ

総合問題




総合問題 (4)


次の事例を読んで、問題118から問題120までについて答えなさい。
〔事例〕
Nさん(75歳、女性)は一人暮らしで、公営住宅の3階に住んでいる。公営住宅にはエレベーターはない。10年前より高血圧の内服治療を受けている。軽度の知的障害があるが、通常の生活を送っている。
近所に住んでいる甥(おい)は週に1回程度Nさん宅を訪問し、金銭管理面の世話をしている。
1か月くらい前から、いつものように動くと息切れがする、疲れやすい、足がむくんでだるい、お腹が張るなどの症状がNさんに出現した。
主治医から「心不全(heart failure)を起こしているから安静にするように」と告げられた。入院治療を勧められたが拒否し、自宅での生活を続けることになった。甥はNさんのことを心配し,介護保険制度を利用することを提案した。


問題118 Nさんは、訪問介護サービス〔週3回(昼のみ)〕、訪問看護サービス〔週1回〕を利用することになった。訪問介護員がNさんの状態について訪問看護師に報告する内容として、最も優先すべきものを一つ選びなさい。

1 口臭の有無
2 体重の変化
3 便の回数
4 睡眠時間
5 家事動作

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題119 訪問介護サービス開始後1か月経過した。Nさんの症状は軽減し、医師から「少しずつ身体を動かしていくようにしましょう」と言われた。訪問介護員が行う日常生活の支援として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 1回の食事摂取量を増やすよう促す。
2 買い物に出かけるよう促す。
3 食事を一緒につくるよう促す。
4 布団を上げて掃除をするよう促す。
5 長時間の入浴を促す。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題120 さらに2週間が経過して、Nさんの生活は病気になる前の状態に近くなり、訪問看護サービスは終了となった。一方、仕事の都合でNさんの甥は遠方に引っ越した。
今後、Nさんが自立した生活をしていくための訪問介護員の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

1 訪問介護サービスを終了とする。
2 金銭の管理を甥から引き継ぐ。
3 甥を一人で訪問するよう勧める。
4 1階への転居について相談するよう勧める。
5 食事の味付けを濃くするよう勧める。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    
介護福祉士試験 過去問サイト
平成25年度介護福祉士試験過去問集
平成24年度介護福祉士試験過去問集
平成23年度介護福祉士試験過去問集






""


Copyright (C) 2010-2013 All right reserved by ヒューマンバリュー