精神保健福祉士過去問


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精神保健の課題と支援



問題11 我が国の平均睡眠時間に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。

1 フランス,アメリカのそれに比べて長い。

2 1980年代から一貫して増加傾向にある。

3 男性よりも女性の方が長い。

4 40歳代で最も短い。

5 平日と日曜日とでは差がある。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 、5.    


問題12 精神疾患や精神障害の正しい理解の普及や啓発に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。

1 メンタルヘルスリテラシーとは,精神障害に関する差別や偏見のことである。

2 ビヨンドブルー(beyondblue)とは,オーストラリアの発達障害啓発キャンペーンである。

3 タイ,ムトゥーチェンジ(Time to Change)とは,アメリカの精神障害アンチスティグマキャンペーンである。

4 統合失調症とは,日本で神経衰弱を呼称変更したものである。

5  「こころのバリアフリー宣言」とは,厚生労働省の示した,精神疾患を正しく理解し,新しい一歩を踏み出すための指針である。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    




問題13 「厚生労働省の調査」における家族など養護者による高齢者虐待の現状に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。

1 高齢者虐待事例が最も多い世帯は,未婚の子との同一世帯である。

2 相談・通報者の内訳をみると,近隣住民・知人が最も多い。

3 虐待の種別・類型として最も多いのは,介護等放棄である。

4 虐待を行った者として最も多い続柄は,息子の配偶者である。

5 「高齢者虐待防止法」の施行以来,相談・通報件数は毎年減少している。


(注)

1 「厚生労働省の調査」とは,「平成22年度高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に 関する調査結果」のことである。

2 「高齢者虐待防止法」とは,「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題14 「精神障害の労災認定基準」に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。

1 対象となる疾病には,1CD-10(国際疾病分類第10版)第5章に分類するすべてが含まれる。

2 発病前1か月間の,業務による強い心理的負荷に基づいて,業務上の疾病に該当するかどうかを判断する。

3 認定要件における基本的な考え方は「ストレスー脆弱性理論(ぜいじゃくせいりろん)」に基づいている。

4 セクシュアルハラスメントの被害を受けてからすぐに相談行動をとらない場合は,心理的負荷が弱いとみなされる。

5 自殺による死亡は労災の対象から除外される。

(注)「精神障害の労災認定基準」とは,厚生労働省が平成23年に策定した「心理的負荷による精神障害の認定基準」のことである。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題15 1998(平成10)年以降の我が国の自殺及び自殺対策に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。

1 年齢階級別の自殺死亡率は,50歳代以上では増加傾向にある。

2 全体的予防介入,選択的予防介入,個別的予防介入という対象ごとの対策を効果的に組み合わせることが推奨されている。

3 都道府県・政令指定都市のうち,自殺対策に取り組んでいるのは半数程度にとどまっている。

4 自殺総合対策大綱による自殺対策の数値目標は,自殺死亡者の実数が3万人より少なくなることを記載している。

5 自殺対策基本法に示された自殺対策の基本理念は,介入や事後対応ではなく事前予防である。

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    

過年度過去問
平成24年度 第15回
平成23年度 第14回
平成22年度 第13回







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