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問題43 精神科チーム医療に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 精神保健福祉士法では,精神保健福祉士はその業務を行うに当たって,精神障害者に主治の医師があるときは,その指示を受けて行うこととされている。
2 精神障害者アウトリーチ推進事業における職員配置は,保健師,看護師,精神保健福祉士のいずれも配置することとされている。
3 精神科訪問看護・指導料は,精神保健福祉士が実施した場合にも,診療報酬を請求できる。
4 医学的リハビリテーションを実施する際には,精神保健福祉士も医療チームの一員として医療モデルの視点で支援を行うことが求められる。
5 精神保健福祉士は,他職種・他機関の専門性と価値を尊重し,相互に干渉せず,お互いに役割を果たすことが重要である。
問題44 次の記述のうち,精神保健福祉士が行うインテークとして,適切なものを1つ選びなさい。
1 クライエントが沈黙した場合,話題を変えて面接を継続する。
2 クライエントの不安に同情し,同一化を通して援助関係を構築する。
3 援助の方針を検討するため,家族や関係者からも必要な情報を得て総合的に評価する。
4 問題解決に向け,長期目標・中期目標・短期目標を立てる。
5 精神保健福祉士自身の発する非言語的メッセージに留意する。
問題45 Mさん(25歳女性)は,「精神科を受診したい」と市役所のN精神保健福祉士のもとを訪れた。
1 危機介入アプローチ
2 ナラティプアプローチ
3 課題中心アプローチ
4 行動変容アプローチ
5 心理社会的アプローチ
問題46 精神保健福祉士が行うエンパワメントアプローチに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 支援過程における主導権は精神保健福祉士が持つ。
2 自尊心を高める過程を支援する。
3 リスクの高い課題への挑戦は回避する。
4 契約を交わして計画的に短期間に取り組む支援である。
5 障害や疾病を自ら受容できるよう内面に働きかける援助である。
問題47 精神保健福祉士が行うグループワークの原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 「秘密保持」の原則を踏まえ,就労移行支援事業所においてメンバー同士がプライバシーに触れる質問を禁ずるルールを定める。
2 「制限」の原則を踏まえ,アルコールデイケアにおいて再飲酒したメンバーの参加を制限する。
3 「個別化」の原則を踏まえ,地域活動支援センターで個々のメンバーが好きなプログラムを選べるようにする。
4 「参加」の原則を踏まえ,精神科デイケアでメンバー各自がその能力に応じて参加できるような活動を考え,メンバー相互に交流ができるように促す。
5 「葛藤解決(かっとうかいけつ)」の原則を踏まえ,病棟のレクリエーショングループでメンバー同士の衝突を取り上げないようにする。
問題48 精神保健福祉士が行うアルコール依存症者家族の支援に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 飲酒によるトラブルの解決を,本人に代わり家族が担うよう支援する。
2 支援の対象は,未成年の子どもを除く成人の家族である。
3 自助グループとして,ナラノン(Narcotics Anonymous)を紹介する。
4 エコマップを家族と作成し,社会資源との関係で問題を理解できるようにする。
5 本人が飲酒をやめないのは,意志が弱いためであることを理解できるようにする。