問題36 事例を読んで、F福祉活動専門員の活動に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事例〕
軽度の認知症を抱える一人暮らしの高齢者Gさんの状態を、近隣住民が心配しているとの情報が民生委員を通じて社会福祉協議会に寄せられた。そこで、F福祉活動専門員は、近隣住民の不安を解消するために活動を行った。
1 民生委員として保有しているGさんの子どもの連絡先などの情報を、近隣住民に伝えるよう民生委員に依頼した。
2 安否確認や見守り活動などの互助活動を実施している地域組織に、Gさんの安否確認や見守りを依頼した。
3 地域包括支援センターの総合相談は、高齢者本人や家族からの相談を対象としており同センターには相談できないことから、福祉事務所に対応を相談した。
4 地域住民の認知症に対する理解を深めるため、「認知症サポーター養成講座」を開催するよう地域の介護サービス事業者に依頼した。
5 Gさんに成年後見制度の後見類型の適用を検討した。
(注)「認知症サポーター養成講座」とは、「認知症サポーター等養成事業の実施について」(平成18年7月12日厚生労働省老健局計画課長通知)に基づき実施される講座のことをいう。
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