問題61 事例を読んで、次の記述のうち、生活保護を受給しているEさんに対する自立支援プログラムに基づく支援として、最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事例〕
Eさん(39歳)は、自動車工場の製造ラインで派遣社員として働いていた。しかし、いわゆる「派遣切り」で職場と住居を失い、ワンストップサービスの相談窓口を介して生活保護の受給に至った。Eさんは、以前に痛めた腰痛が再発して医療機関を受診しており、すぐに仕事を探すことには拒否的な様子がみられた。
1 Eさんの自立支援プログラムの導入に際して、担当ケースワーカーの個人的な努力や経験に基づき必要な支援を行う。
2 Eさんの実情を把握し、個別支援プログラムを選定して説明する。
3 Eさんの状況から判断して、就労による経済的自立に焦点化した自立支援プログラムを行う。
4 Eさんの主体性を引き出すために、自立支援プログラムに参加するよう積極的に生活保護法に基づく指導又は指示を行う。
5 Eさんに対して自立支援プログラムに基づき検診命令を行い、嘱託医に対して就労が可能であるかどうかを相談する。
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