精神保健福祉士過去問


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精神科リハビリテ-ション学


問題21 最近の精神病床の入院患者に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい

1 精神疾患の入院患者数は、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」(F2群)に次いで、「気分(感情)障害」(F3群)が2番目に多い

2 平均在院日数は、250日以下となっている

3 精神病床に入院している65歳以上の患者の比率は、6割を超えている

4 統合失調症の入院患者の数は漸減しており、既に20万人以下となっている

5 精神病床数は漸減し、30万床以下となっている


(注)F2群、F3群とは、ICD-10(国際疾病分類第10版)による区分のことである

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題22 次のうち、ICF(国際生活機能分類)の「生活機能と障害」部門の構成要素として、正しいものを一つ選びなさい

1 心身機能・身体構造

2 能力低下(能力障害)

3 健康状態

4 環境因子

5 社会的不利

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題23 次の記述のうち、「精神保健福祉法」に規定されていた精神障害者社会復帰施設を、障害者自立支援法による事業に移行するものとして、適切なものを一つ選びなさい

1 精神障害者生活訓練施設を、地域活動支援センターに移行する

2 精神障害者通所授産施設を、自立訓練(生活訓練)に移行する

3 精神障害者地域生活支援センターを、就労移行支援に移行する

4 精神障害者福祉工場を、就労継続支援A型に移行する

5 精神障害者福祉ホームB型を、就労継続支援B型に移行する


(注)「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    




問題24 次の記述のうち、REHAB(精神科リハビリテーション行動評価尺度)の説明として、正しいものを一つ選びなさい

1 症状を認めず社会生活機能面で優秀な状態を100点、自傷他害の危険性や最低限の身辺清潔保持ができない状態を0点として、10点刻みに評価する

2 日常生活、対入関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5つの下位尺度の各項目について

5 段階でレーダーチャート化し、評価する

3 失禁、暴力、自傷など7項目の逸脱行動と、活動性、言葉の量、言葉の意味など16項目について、アナログスケールでマークして評価する

4 統合失調症の症状に関して、陽性症状(7項目)、陰性症状(7項目)、総合精神病理(16項目)を、過去1週間について7段階で評価する

5 WHO(世界保健機関)によって開発され、身体的領域、心理的領域、社会的関係、環境の4領域などを問う全26項目を5段階で評価する

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題25 医療機関におけるリハビリテーションに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい

1 作業療法とは、作業を通して行動や態度、感情、思考などを自己観察することである

2 家族心理教育では、家族病理に着目し、個別に治療を行う

3 社会生活技能訓練(SST)においては、対人関係技能の段階を受信技能、処理技能、送信技能に分けている

4 集団精神療法は、集団面接を通して個人の適性などを観察するものである

5 行動療法のシェイピングは、直接の強化をせずに、他者の行動を観察することによって行動変容を起こすことである

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題26 精神障害者の地域移行支援施策に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい

1 平成19年度より、長期在院患者の移行先として、従来の共同生活援助(グループホーム)、福祉ホームを精神障害者退院支援施設と規定した

2 平成20年度より、各市町村は精神障害者地域移行支援特別対策事業を指定相談支援事業者に委託できるものとされた

3 平成20年度より、精神障害者の地域移行推進に必要な体制整備を行う地域体制整備コーディネーターを、全市町村に配置するものとされた

4 平成21年度より、地域移行支度経費支援事業が設けられ、精神科病院からの退院患者等に対して市町村から支度経費が支給されることとなった

5 平成22年度より、精神障害者地域移行・地域定着支援事業として、当事者による支援(ピアサポート)の活用を図ることとされた

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題27 精神保健福祉士が相談を受けた場合に、紹介する就労支援機関に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい

1 職業評価を受けることを希望している者に、地域障害者職業センターを紹介する

2 創作活動や生産活動などを通して日常生活支援及び社会との交流を求めている者に、就労移行支援事業所を紹介する

3 精神障害者自立支援カリキュラムの受講を希望している者に、障害者職業能力開発校を紹介する

4 障害者雇用を考えている事業主に、就労継続支援B型事業所を紹介する

5 一般就労を目指して、事業所内での作業や就労後の職場定着支援を求めている者に、就労継続支援A型事業所を紹介する

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    

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