精神保健福祉士過去問


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精神保健福祉援助技術(1)


問題51 日本精神保健福祉士協会の倫理綱領に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい

1 他職種に対して精神保健福祉士の独自性と先見性を明示する

2 福祉と平和のために、社会的・政治的・文化的活動を通し社会に貢献する

3 専門的援助閲係に基づき、主体的にクライエントの問題を解決する

4 複数の機関で支援する際には、幅広い個人情報を共有する

5 所属機関の業務改善を必要とする場合には、速やかに第三者に問題を申告する

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題52 事例を読んで、G精神保健福祉士の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事例〕
Hさん(女性、38歳)は、うつ病で精神科デイケアに通っている。3年前にドメスティック・バイオレンスがきっかけで発病し、2回の入院歴がある。夫とは離婚したが、入院により養育困難になった子どもは2年前から児童養護施設に入所し、現在7歳になっている。ある日、Hさんの担当であるG精神保健福祉士に、「子どもと一緒に暮らしたい」と相談に来た。養育には少し不安はあるが、施設が遠方で頻回には行けず、会うとお互いに別れるのがつらいという。現在、病状は安定しており、生活保護を受給しながらの生活も軌道に乗っている。児童相談所職員には慎重に考えるよう助言され、Hさんの気持ちは揺れている

1 子どもの意思を確認することを提案する

2 主治医にネグレクトの可能性について確認する

3 子どもの自宅外泊を願い出てみるよう提案する

4 自信をつけるために、短時間の就労を支援する

5 児童養護施設の近隣への転居を助言する

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題53 精神保健福祉士が行うグループワークに関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい

1 外傷後ストレス障害(PTSD)で苦しむ人のサポートグループを、オープングループで実施した

2 退院準備学習会で、メンバー個々の薬の処方内容を教えた

3 家族心理教育で、困った問題への対処は話し合わず、うまくいっていることを評価した

4 精神科デイケアで、地域福祉計画の改善を求める署名活動を実施した

5 就労移行支援事業所で、客からのクレームへの対応を学ぷ社会生活技能訓練(SST)を行った

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    




問題54 精神保健福祉士が行う間接援助技術に関する次の記述のうちx適切なものを一つ選びなさい

1 地域援助活動における情報通信技術(ICT)の活用では、情報リテラシーを高めるよりも、効率性と迅速さを求める

2 精神保健福祉組織の運営管理で重要なことは、その設置目的、理念を反映した目標を立て、共有化を図っていくことである

3 ソーシャルアクションでは、交渉によって問題解決を試みる場合は、精神保健福祉士はイネーブラーとしての役割を果たす

4 ケースァドボカシーとは、精神障害者が相互に権利擁護を行えるように援助することである

5 地域福祉計画における連絡調整活動は、地域の問題解決にかかわる者の間でタスクゴールの検証を行うことである

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題55 社会資源に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい

1 精神障害者にとってインフォーマルな資源である家族、友人、近隣は、公平で安定した社会資源である

2 会社の上司や同僚はフォーマルな資源に含まれる

3 社会資源となるソーシャルサポートは、精神保健福祉士を始めとした専門家集団による支援で進められる

4 精神障害者を対象とした新たな社会資源の開発のため、精神保健福祉士には社会起業家としての役割が期待される

5 医療サービスの充実よりも、障害福祉サービス事業の施設の整備が社会資源づくりの基本となる

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    


問題56 事例を読んで、精神保健福祉士が福祉事務所の生活保護担当者に助言する内容に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい
〔事例〕
S市では、精神保健福祉士が福祉事務所において、生活保護担当者に難しい事例への助言をしている。今回、精神保健福祉士に相談があったのは、先々週、自殺未遂でZ総合病院に入院したIさん(男性、49歳)についてである。現在Iさんは精神科病棟に移っているが、確定的な診断はなされていない。
 Iさんは一昨年、会社をリストラされ、再就職もうまく運ばない中、借金を繰り返し困窮した生活が続き、生活保護を受給していた。最近、悩んだ末に、睡眠剤とアルコールを多量に飲んで自殺未遂に至った。二人の子どもがいるが、妻は生活と学費のためにできた借金とIさんの自殺未遂で疲弊している。

1 自立支援プログラムの適用について助言した

2 精神障害者保健福祉手帳を取得し、就労支援を受けることを助言した

3 アルコホーリクス・アノニマス(AA)に入院中から参加することを助言した

4 借金の利息が増えるので、早急に社会保険労務士との契約を勧めた

5 精神障害者の労災認定請求を進めるよう助言した

解答:1. 、2. 、3. 、4. 5.    

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